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アプリケーションラボ(APL)

APL Caféのお知らせ

第4回 APL Café

○日時:平成25年8月2日(金)18:00~20:00
○話題提供者:姫野龍太郎氏(理化学研究所理化学研究所 情報基盤センター長)
○題目:「コンピュータ・シミュレーションは豊かな未来を作れるか」
○概要
自動車産業ではその製品設計に今やコンピュータ・シミュレーションが必要不可欠な要素で、日本車の競争力の源になっている。しかし、そのコンピュータ・シミュレーションのためのアプリケーション・ソフトウェアに目を向けると大きな問題がある。
車の空力シミュレーションソフトの開発や、その後の野球変化球のシミュレーション、理研を中心にプロジェクトとして行ったソフトウェア開発での経験を紹介し、アプリケーション・ソフトウェアの問題を解決して豊かな未来を作るために今何をしなければいけないか、提案を行うとともに、一緒に考えたい。
http://www.jamstec.go.jp/apl/j/topics/pdf/cafe_4.pdf

第3回 APL Café

○日時:平成25年3月11日(月)18:00~19:30
○場所:横浜研究所 ゲストハウス
○解説者:西浦泰介 (APL深海応用理工学プログラム)
○題目:(ドル箱)粒子計算コード "DEMIGLACE" の開発と応用 (西浦 泰介・阪口 秀)
Development and its application of the particle simulation code "DEMIGLACE"
○概要:
JAMSTECの知財収入額でダントツを誇る個別要素法(英語名:Discrete Element Method)コードDEMIGLACEのあらましと、PCクラスター、GPU、ES、京などの様々なプラットフォームにおける性能比較、チューニングについて述べます。また、同コードを利用した応用研究例を紹介するとともに、開発や販売におけるJAMSTEC戦士の熱き闘いの裏話にも少し触れます。

第2回 APL Café

○日時:平成24年9月18日(火)18:00~19:30
○解説者:荒木文明(APL先端情報システム創成理工学プログラム)
○題目:地球科学的知見の共有とイノベーションのための3次元データ可視化技術とICT
○概要:
研究によって得られた科学的知見は、一部の研究者だけで占有されるものではなく、専門の人たちも、専門でない人たちも含め、一般社会で広く共有されるのが理想である。このときに有用な技術として、目で見てわかる形で情報を提示し新たな発見へと導く手段である可視化の技術と、情報メディアを通して多くの人々へ手軽に情報を運ぶことのできるICT(情報通信技術)がある。
我々はこれらの技術を用いた研究開発、特に数値データ可視化技法とそれに基づく情報発信手法に取り組んできた。今回は特にその中から、CAVE型バーチャルリアリティ装置BRAVEを用いた3次元可視化技法と、地球科学的成果の情報発信技術EXTRAWINGについて紹介する。またAPLでこれから取り組みたい新しい展開についても述べたい。そして、こうした先進技術の研究アプローチが科学的イノベーションの創発に貢献できるかどうか、時間が許せばそのような可能性についてもざっくばらんに議論してみたい。

第1回 APL Café

○日時:平成24年6月19日(火)17:30~18:30
○解説者:山形俊男 APL所長
○題目:ダイポールモード現象とチベット高原の初雪
○概要:
チベット高原の雪は夏のモンスーンに大きな影響を与えます。最近の研究から、インド洋のダイポールモード現象が初雪の年々変動に大きな影響を与えている可能性が出てきました。これを平易に紹介し、談論風発のきっかけを作ります。