
深海応用理工学プログラムでは、海底資源採掘などヒューマンインパクトが海洋環境に与える影響についてのアセスメントと、開発後のリハビリテーション評価に資する科学的予測を行います。また、開発に必要な海洋での地盤安定評価、施工技術、長期連続測量などの基礎技術開発も行っています。これらの予測や技術開発では、JAMSTECで培われてきた海洋学、海洋生態学、地質学、鉱床学等の地球科学的知見を融合し、海洋開発と保全との調和を見据えたNeo-Engineeringとして社会への貢献を目指します。

深海の土木技術の開発に取り組まなければ-JAMSTECに来た10年前から思い続けてきたことが、ようやく一歩踏み出しました。
日本の周辺にはたくさんの海底資源が眠っていることが分かってきました。二酸化炭素や核廃棄物を海底下に貯蔵しようという計画もあります。海底資源を採取したり、二酸化炭素を海底下に貯蔵したりするためには、深海に対応した土木技術が必要です。測量をして、地盤を調べ、工法を検討し、環境への影響を予測し、施工し、環境を復元する。陸上の土木工事と同じですが、深海での難しさは桁違いです。JAMSTECには、海洋調査船や有人・無人の探査機、そして世界最先端の深海探査技術があります。それらの設備と人材を活かして、深海の土木技術の開発に取り組みます。