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南西諸島沖の異なる深度(250, 500, 1000, 2000, 3000, 5000m)に様々な基質(鯨骨,ウバメガシ,スギ,ケヤキ,ココナッツ)を沈設する実験を行ったところ,約3年7ヶ月後に水深500m地点より回収したウバメガシからAlisea longicollaを発見した.Alisea longicollaは,肉眼でも観察可能な子実体(1ミリ以下)を形成する子囊菌類で,2009年にバヌアツ沖630-791mの深海から新属新種として報告された.今回の発見は,それ以来初めての報告となる.Alisea longicollaは,これまでに深海環境からのみ報告されており,深海に特有の真菌類である可能性が高い.今後,深海環境における真菌類の生態や適応進化を明らかにする上で,非常に重要な発見となった.

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S134035401830202X