深海生態系研究チーム このチームについてメンバー研究紹介活動研究成果ギャラリー

活動


航海 みらい(MR13-04)

期間
2013年7月10日~7月29日 20日間
海域
西部北太平洋
首席研究者
本多 牧生(海洋研究開発機構)
参加者
喜多村 稔
目的
西部北太平洋遠洋域の観測定点において,動物プランクトン中の福島原発由来セシウムの濃度を明らかにする.

論文発表

タイトル
Short-term temporal variation in gelatinous zooplankton populations over 48 hours in a coral reef at Redang Island, Malaysia
著者
Nakajima, R., Lindsay, D. J., Yoshida, T., Othman, B. H. R., Toda, T.
発表日
2013年6月25日
雑誌
Marine Ecology (in press)
内容
サンゴ礁のクラゲはその種組成や個体数の変動が数時間で著しく変化することがわかった.

論文発表

タイトル
Fine structure of Telonema subtilis Griessmann, 1913: A flagellate with a unique cytoskeletal structure among eukaryotes
著者
Yabuki, A., Eikrem, W., Takishita, K. and Patterson, D. J.
発表日
2013年6月28日
雑誌
Protist 164(4): 556-569.
内容
Telonema subtilisという系統的位置が不明瞭な原生生物の細胞骨格構造を電子顕微鏡観察により,明らかにした.

航海 第三開洋丸(KK-13-1 leg2)

期間
2013年6月29日~7月5日 7日間
海域
東北三陸沖
首席研究者
藤原 義弘(海洋研究開発機構)
参加者
土田 真二・山北 剛久・Lindsay, D. J.・Grossmann, M. M.
目的
海底地形・瓦礫の精密マッピングと海洋環境・生態系の調査を行い,得られたデータを解析する.

論文発表

タイトル
Diversity and distribution of the Siphonophora (Cnidaria) in Sagami Bay, Japan, and their association with tropical and subarctic water masses
著者
Grossmann, M. M., Lindsay, D. J.
発表日
2013年6月13日
雑誌
Journal of Oceanography (in press)
内容
春季の相模湾において58種の管クラゲ類を採集し,それぞれの分布深度範囲,多様度および総個体数の鉛直変化を報告した.

航海 よこすか(YK13-05)

期間
2013年6月17日~7月3日 17日間
海域
中部ケイマンライズ
首席研究者
高井 研(海洋研究開発機構)
参加者
渡部 裕美
目的
中部ケイマンライズにおける世界最深熱水を含む3つの異なる
熱水活動域における化学合成微生物生態系駆動原理の解明.

出版 最新 クラゲ図鑑: 110種のクラゲの不思議な生態

出版日
2013年5月24日
著者
三宅 裕志・Lindsay, D. J.
内容
本書は,クラゲを知るための基礎知識,基本用語をはじめデータ・分類・種名・生活史をふんだんに紹介している.その他コラムも盛り込まれている.
 

航海 よこすか(YK13-04 Leg2)

期間
2013年5月9日~5月24日 16日間
海域
サンパウロ海台
首席研究者
藤倉 克則(海洋研究開発機構)
参加者
滋野 修一
目的
ブラジル沖・サンパウロ海台で深海化学合成生物群集の探索を行い,多様性・進化・生態・生理機能などを明らかにする.

航海 なつしま(NT13-09)

期間
2013年4月21日~4月29日 9日間
海域
明神海丘,明神礁,ベヨネース海丘,須美寿カルデラ周辺海域
首席研究者
嶋永 元裕(熊本大学)
参加者
Lindsay, D. J.・渡部 裕美
目的
熱水噴出域特有のメイオベントス群集(1mm以下の底生動物群集)というものが存在するか明らかにするため,明神海丘周辺の複数のカルデラ内の熱水噴出域とその周辺の非熱水域で堆積物採取を行う.

受賞 平成24年度笹川科学研究 奨励賞

受賞日
2013年4月4日
受賞者
SINNIGER, Frederic H. ポストドクトラル研究員
概要
本賞は,平成19年度に若手研究者のエンカレッジを目的として創設されました.
単に研究の内容や成果だけに捉われることなく,研究に取り組む真摯な姿勢,研究遂行のための
  努力など,研究者の資質という面も評価しています.
受賞論文
Investigation of deep reef Anthozoan diversity using DNA barcording.
内容
DNAバーコーディングを用いた深海サンゴ礁に生息する花虫綱の分類学的研究.

航海 なつしま(NT13-06)

期間
2013年3月24日~3月30日 7日間
海域
相模湾初島沖
首席研究者
吉田 尊雄(海洋研究開発機構)
参加者
瀧下 清貴・古島 靖夫・矢吹 彬憲・野口 文哉
目的
深海生物の蛍光画像・映像を現場で撮影しその特徴を明らかにする.また,深海生物の分布や行動をモニタリングするための蛍光撮影技術の基礎データを得る.
  相模湾初島沖のメタン湧水域に存在する化学合成生態系の中で代表的な多細胞動物における
  寄生性の真核微生物の存在を確認し,化学合成生態系における真核性微生物の役割を評価する.

航海 なつしま(NT13-05)

期間
2013年3月14日~3月21日 8日間
海域
伊豆,小笠原
首席研究者
土田 真二(海洋研究開発機構)
参加者
滋野 修一・三宅 裕志
目的
伊豆・小笠原~マリアナ島弧における熱水噴出孔生物群集の分布パターンを把握し,その分布を規定する要因を明らかにして,多様性を育むメカニズムの解明を目指す.

受賞 ブルーアース2013 ポスター賞

受賞日
2013年3月15日
受賞者
木下 紗弓さん(東洋大学) 加藤千明上席研究員指導.
概要
この賞は,ブルーアースにおける,若手奨励賞において,海洋研究推進委員会の審査により優秀と認められた人に授与されます.
受賞ポスター
東北地方太平洋沖地震発生から3ヶ月後と17ヶ月後の震源域(日本海溝)底泥における微生物学的多様性の解析結果
内容
藤倉チームリーダーによるYK12-12調査において採泥されたサンプルを解析したもので,DTシステムでのドレッジングでの底泥サンプリングの装置を開発した古島技術研究主任,船上でのサンプル
  処理とDNA抽出を行った座間研究生など,チーム全員で勝ち取った成果でもある.

論文発表

タイトル
A redescription of the post-larval physonect siphonophore stage known as Mica micula Margulis 1982, from Antarctica, with notes on its distribution and identity
著者
Grossmann, M. M., Lindsay, D. J., Fuentes, V.
発表日
2013年2月17日
雑誌
Marine Ecology 34(1): 63-70.
内容
鐘泳類管クラゲMica miculaについて様々な成長段階の標本を南極海より採集した.本種は南極海固有である.本種の分類学的位置は不明確だが,Pyrostephidae科およびPyrostephos vanhoeffeniとの
  関係を議論した.

航海 第七海工丸(7KM 13-01)

期間
2013年2月10日~2月16日 7日間
海域
宮城沖,岩手沖
首席研究者
土田 真二(海洋研究開発機構)
参加者
Lindsay, D. J.・滋野 修一・Grossmann, M. M.
目的
東北地方太平洋沖地震と津波による影響を受けた東北地方沖の
漁業復興と持続的漁業のあり方について貢献する.
  海底地形・瓦礫の精密マッピングと海洋環境・生態系の調査を行い,
  得られたデータを解析する.

航海 よこすか(YK13-02)

期間
2013年2月6日~2月25日 20日間
海域
ロドリゲス三重点ロドリゲスセグメント
首席研究者
西澤 学(海洋研究開発機構)
参加者
渡部 裕美
目的
インド洋熱水噴出域に生息する腹足類の発生と共生菌獲得過程の解明.

論文発表

タイトル
Diversity of Zoanthids (Anthozoa: Hexacorallia) on Hawaiian Seamounts: Description of the Hawaiian Gold Coral and Additional Zoanthids
著者
Sinniger, F., Oscar, Ocaña. V., Amy, Baco. R.
発表日
2013年1月9日
雑誌
PLoS ONE 8(1): e52607. doi:10.1371/journal.pone.0052607.
内容
ハワイ諸島周辺から採集したスナギンチャク類を5属5種の新属・新種として報告した.

論文発表

タイトル
A Novel Alveolate in Bivalves with Chemosynthetic Bacteria Inhabiting Deep-Sea Methane Seeps
著者
Noguchi, F., Kawato, M., Yoshida, T., Fujiwara, Y., Fujikura, K., Takishita, K.
発表日
2013年1月14日
雑誌
Journal of Eukaryotic Microbiology 60(2): 158–165.
内容
相模湾初島沖のメタン湧出域に生息するシロウリガイ類およびシンカイヒバリガイ類の
バクテリオサイト(共生細菌を有する鰓組織の細胞)に「アルベオラータ」と呼ばれる
  グループに属する新奇な原生生物が存在することを明らかにした.

出版 潜水調査船が観た深海生物 深海生物研究の現在 第2版

出版日
2012年11月20日
編著者
藤倉 克則・奥谷 喬司・丸山 正
分担執筆者
喜多村 稔・瀧下 清貴・土田 真二・古島 靖夫・三宅 裕志・
Lindsay, D. J.・渡部 裕美
内容
2008年に出版された「潜水調査船が観た深海生物」は,海洋研究開発機構
(JAMSTEC)の有人潜水船・無人探査機が撮影してきた深海生物の生きた
  映像を研究者の目で整理・解説したものである.好評につきこのたび第2版が
  出版された.この第2版には新知見も一部盛り込まれている.

受賞 極限環境生物学会 ポスター賞

受賞日
2012年12月1日
受賞者
濱島 裕輝研究生
概要
本賞は,ポスター発表部門において,優秀な成績を収めた人に授与されます.
受賞ポスター
深海由来絶対好圧菌由来のイソプロピルリンゴ酸脱水素酵素の耐圧性は
1アミノ酸に起因する.
内容
深海由来絶対好圧菌のIPMDHの高圧下での高い活性に起因しているIアミノ酸残基の特定.
高圧立体構造解析によりIアミノ酸変異の高圧下での構造への影響を推定した.

航海 かいよう(KY12-E01 Leg2)

期間
2012年11月12日~11月28日 17日間
海域
沖縄トラフ
首席研究者
三輪 哲也(海洋研究開発機構)
参加者
渡部 裕美
目的
海底熱水鉱床付近の環境影響評価に有効なデータ,生物等の試料を得る.

サンプリング

期間
2012年11月4日~11月10日
場所
岩手県釜石市
参加者
滋野 修一・瀧下 清貴・土田 真二・古島 靖夫
目的
東北マリンサイエンスに関わる海洋生物の資源・瓦礫のサンプリング.
右の写真は岩手県水産技術センターの海底トロールによるサンプリングでえられた魚類.

航海 なつしま(NT12-27)

期間
2012年10月22日~10月27日 6日間
海域
沖縄トラフ 伊平屋北熱水域
首席研究者
川口 慎介(海洋研究開発機構)
参加者
中嶋 亮太・Sinniger, F. H.
目的
沖縄トラフ北部伊平屋海嶺での科学掘削が海底環境と生態系に及ぼす影響をモニタリングし,以下を評価する.
  1.生息分布:熱水環境変動の影響を強く受けると推定される指標生物の分布が変わったか?
  2.生物多様性:種および遺伝子タイプの多様性が掘削前と変化したか?
  3.生息環境:掘削屑の堆積による埋没,生息場所の喪失による生息環境の変化を記録

航海 なつしま(NT12-26)

期間
2012年10月11日~10月16日 6日間
海域
沖縄トラフ
首席研究者
渡部 裕美(海洋研究開発機構)
参加者
古島 靖夫・三宅 裕志
目的
沖縄トラフにおける熱水域固有生物種の幼生分散過程をハイパードルフィンを用いた観察から,
明らかにする

メディア

 渡部 裕美 研究員

 FMヨコハマ「E-ne!~good for you~」出演

 10月4日(木)13:00~16:30 放送

 FMヨコハマ「E-ne!~good for you~」のブログで写真入りで紹介されています.

調査

調査日
2012年9月29日
場所
鹿児島県甑島貝池
参加者
矢吹 彬憲・野口 文哉
調査内容
ニスキン採水器によるクロマチウム層の採水と田中式採泥器による嫌気性底泥の採取

航海 かいれい(KR12-E01)

期間
2012年9月8日~9月30日 24日間
海域
沖縄トラフ
首席研究者
三輪 哲也(海洋研究開発機構)
参加者
渡部 裕美 2012年9月8日~9月21日 14日間
滋野 修一・小倉 知美 2012年9月21日~9月30日 10日間
目的
深海底資源基礎調査に係る環境影響調査業務

メディア

 Dhugal Lindsay 技術研究副主幹

 教育テレビ「NHK俳句」出演

 2012年9月2日(日)朝6:35-07:00(再送9月5日(水)15:00-15:25)放映

 元文部科学大臣有馬朗人のゲストとして出演しています.
 俳句の話しとは別に,クラゲ研究の重要性や生態についても説明しています.

論文発表

タイトル
The untethered remotely-operated vehicle PICASSO-1 and its deployment from chartered dive vessels for deep sea surveys off Okinawa, Japan, and Osprey Reef, Coral Sea, Australia.
著者
Lindsay, D. J., Yoshida, H., Uemura, K., Yamamoto, H., Ishibashi, S., Nishikawa, J., Reimer, J. D., Fitzpatrick, R., Fujikura, K. and Maruyama, T.
発表日
2012年8月
雑誌
Marine Technology Society Journal 46(4): 20–32.
内容
深海生物追跡ロボット(PICASSO)の開発及び,海域試験の結果を紹介する論文.

航海 よこすか(YK12-13)

期間
2012年8月11日~8月24日 14日間
海域
三陸沖・日本海溝
首席研究者
藤倉 克則・野牧 秀隆(海洋研究開発機構)
参加者
古島 靖夫
目的
東北地方太平洋沖地震による深海生態系への影響解明研究

航海 よこすか(YK12-12)

期間
2012年7月30日~8月7日 9日間
海域
三陸沖・日本海溝
首席研究者
藤倉 克則(海洋研究開発機構)
参加者
土田 真二・古島 靖夫・加藤 千明・中嶋 亮太・座間 千夏
目的
「しんかい6500」日本海溝調査潜航にかかわる事前調査
  東北マリンサイエンス拠点計画:沖合底層生態系の変動メカニズムの解明

航海 R/V Cape Ferguson(オーストラリア)

期間
2012年7月11日~7月26日 16日間
海域
珊瑚海オスプレーリーフ沖およびその周辺海域
参加者
Lindsay, D. J.
目的
珊瑚海における中・深層性動物プランクトンの分布特性,その分布を制限する要因,および生態系機能を調査するために,IKMT式トロールネット及びビジュアルプランクトンレコーダーVPRによる生物
  及びマリンスノーの調査を実施する.さらに,CTDを利用した海洋観測を行う.

航海 Garcia del Cid(スペイン)

期間
2012年6月19日~6月26日 8日間
海域
地中海Barcelona沖
参加者
Lindsay, D. J., Grossmann, M. M.
目的
地中海西側バルセロナ沖における中・深層性動物プランクトンの分布特性,その分布を制限する要因,そして生態系機能を調査するために,MOCNESS多段開閉式プランクトンネット及びビジュアル
  プランクトンレコーダーVPRによる生物及びマリンスノーの調査を実施する.さらに,CTDを
  利用した海洋観測を行う.

航海 みらい(MR12-02)

期間
2012年6月4日~7月12日 39日間
海域
西部北太平洋
首席研究者
本多 牧生(海洋研究開発機構)
参加者
喜多村 稔
目的
動物プランクトンが海洋の物質循環に果たす役割を明らかにするために,亜寒帯(St.K2: 47°N, 160°E)および亜熱帯域(St.S1: 30°N,
  145°E)に設けられた時系列観測点において以下を行った.
  ・採水およびネット曳網によるプランクトン採集
  ・培養実験による摂餌速度の測定
  また,動物プランクトン中の人工放射性核種濃度を測定するためのプランクトン採集も行った.

論文発表

タイトル
Evolution of elongation factor-like (EFL) protein in Rhizaria is revised by radiolarian EFL gene sequences
著者
Ishitani, Y., Kamikawa, R., Yabuki, A., Tsuchiya, M., Inagaki, Y., Takishita, K.
発表日
2012年6月1日
雑誌
Journal of Eukaryotic Microbiology Volume 59, Issue 4, pages 367–373,
内容
海洋に広く生息する原生生物の一種である放散虫から得られたペプチド伸長因子"様"(EFL)遺伝子の解析を行い,その結果に基づいてリザリアと呼ばれる真核生物大系統群内におけるEFL遺伝子の
  進化過程を推測した.

調査

調査日
2012年6月5日〜6月8日
場所
鹿児島県甑島貝池
参加者
瀧下 清貴・矢吹 彬憲
調査内容
光合成細菌を細胞内共生させる真核微生物の探索

受賞 国際原生生物学会 Holz-Conner award

受賞日
2012年5月2日

受賞者
矢吹 彬憲JSPS外来研究員
概要
本賞は優秀な若手研究者に対して,学会参加費の援助として授与されます.
研究テーマ
Fine structure of Telonema subtile Griessmann, 1913: A unique cytoskeletal structure among eukaryotes.
内容
Telonema subtileの微細構造を観察し,その情報をもとに本種の系統的位置を推定した.

Copyright © Deep-Sea Ecosphere Research Team. JAMSTEC