「地球が生命に満ちあふれた希有な惑星」に成り得た真の原理を明らかにすることは、人類に共通する最大の知的好奇心対象であり、「太陽系を含めた宇宙における生命の可能性や存在条件」を知る最も重要な手がかりとなる。その理由として、地球と生命の誕生から初期進化過程においてすでに、地球と生命が「マントルー海洋―大陸―大気―生命」、すなわち「地球―生命」、の相互作用システム体として発生し、機能・進化し続けてきたことが挙げられる。しかしながら、その「地球―生命」相互作用システムを明らかにすることは、現世の地球でおいてですら極めて困難な科学命題である。本プロジェクトでは、太陽光に依存しない「地球―生命」相互作用システムとして、深海・地殻内の生態系を支える「暗黒のエネルギー・物質・機能因子・遺伝因子循環」の成り立ちとその働きについて、生物学の枠組みを超えた多面的なアプローチによる研究を展開し、その相互作用のメカニズムについて包括的な理解を目指すことを目的とする。具体的には、
- これまで明らかにされてこなかった未踏の深海・地殻内生命圏を調査・開拓していこうとする「深海・地殻内生命圏探索研究」、
- 暗黒のエネルギー・物質循環の過程、メカニズムの全体像を明らかにするだけでなく、その上に微生物、機能分子、遺伝因子の多様性、動態、相互作用を組み合わせるという誰もが為し得ないレベルの「暗黒のエネルギー・物質・機能因子・遺伝因子循環研究」
- 暗黒のエネルギー・物質循環の過程、メカニズムを詳細に明らかにする上で、巨大な壁として立ちはだかってきた難培養微生物と共生微生物の生活環・生理・機能を明らかにしようとする研究「未知微生物丸裸研究」
の3方向から暗黒のエネルギー・物質・機能因子・遺伝因子循環を解明してゆくことを命題する。
SUGARニュース
2012年3月23日
プレスリリース「人工熱水噴出孔を利用した有用鉱物資源の持続的回収」研究開発 海底熱水資源開発に向けた新たな基盤研究に着手。
→SUGARニュースへ
2011年2月1日
高井プログラムディレクターの著書「生命はなぜ生まれたのか-地球生物の起源の謎に迫る」が幻冬舎より出版されました。詳しくは、
→おすすめ書籍のご案内をご覧下さい。
→SUGARニュースへ
2010年12月16日
布浦研究員らが未培養好熱性アーキアの全ゲノムを世界で初めて解明しました。この研究の経緯については
→Achievementsへ、プレスリリースは
→こちらへ
2010年10月25日
山本研究員らが深海熱水噴出孔のチムニーで電流が発生することを実験的に証明。
→Achievementsへ
2010年10月15日
高井プログラムディレクターの研究業績(論文リスト)が更新されました。
→リストへ
2010年10月4日
統合国際深海掘削計画(IODP)第331次研究航海が無事終了しました!
→SUGARニュースへ
2010年7月20日
沖縄トラフ掘削航海特設ページを公開しました。
→沖縄トラフ掘削航海特設ページへ
2010年1月15日
JSTニュース「金属の鎧に身を包む深海の巻貝"スケーリーフット"その大群集を発見!」が公開されています。
→詳細
2010年1月1日
新年、あけましておめでとうございます。
2009年11月30日
インド洋中央海嶺の熱水活動域「かいれいフィールド」に硫化鉄の鱗(うろこ)をもつスケーリーフットの大群集を発見しました。
→詳細
2009年11月23日
酒井早苗ポスドク研究員が第25回 日本微生物生態学会 優秀ポスター発表賞を受賞しました。
→詳細
2009年 9月01日
HPを公開しました。
過去のニュースは
こちら (SUGAR News)へ
Copyright (c) 2007 JAMSTEC. All rights reserved.