島村 繁

Shigeru Shimamura
技術研究主事

★ 現在行っている研究のテーマの概要

    深海底熱水活動域に生息する大型生物(貝類など)と化学合成微生物の共生機構と、それらのエネルギー代謝や環境応答がどのように行われているか?に関してゲノム解析を始点とする、オミックス的な解析から新しい知見を見いだしたいと考えています。

★ 専門・好きな分野

    ゲノム微生物、インフォマティクス

★ 学生時代の研究テーマ・興味があった分野

    学生時代は具体的に何をしたいとは思っておらず、漠然と分子生物学、ゲノムなどのキーワードに絡んだ事がしたいと考えていました。

★ 現在の職種を選んだ理由は?

    何か新しい事を発見できて、常に実験をできる仕事がしたかったから。

★ 仕事に対して「情熱」を感じる瞬間

    連続した休日中に、休んでいる事に飽きて仕事しに行きたいと思った時。

★ 仕事していて辛い時

    オミックス研究は基礎データを出すのに膨大な時間と労力が掛かる事が多く 達成感(1つの仕事に区切りがつく)を得られるのは年〜数年に1度なので、 モチベーションを維持していくのが辛い。

★ 研究のテーマと世の関わりについて考えること

    最初の生命は海で誕生したと考えられることや、太古の地球では光合成よりも化学合成が主であったこと、さらには生物-ミトコンドリアや植物-葉緑体の関係は、元は動物-微生物、植物-微生物の共生から始まったと言われていることからも示されるように、深海底熱水活動域に生息する大型生物-化学合成微生物の共生関係に関する研究は生物の進化に関して重要な知見となりうると考えています。こういった研究は、社会への貢献に今すぐには直結しないかも知れませんが、これらの基礎研究の結果を元にした二次、三次的な研究が社会への貢献に繋がっていくのではと考えています。
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