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地震津波予測研究グループ

地震津波予測研究グループ

写真 地震津波予測研究グループ
グループリーダー 堀 高峰

  • 調査観測の研究成果、モニタリングデータ等を用いた地震発生予測の高度化に係る研究
  • シナリオデータベースの構築及びそれを活用した地震津波シミュレーションの高精度化に係る研究
  • 地震発生予測の高精度化のためのデータ同化手法に係る研究開発
タイトル

地震津波予測研究グループ

海溝型地震は、数十年から数百年の間隔で繰り返し発生します。例えば南海トラフでは、およそ100年から200 年の間隔で、大規模な東海・東南海・南海地震が何度も発生しています。こうした地震の繰り返しは、地震発生サイクルと呼ばれ、プレート境界面の形状や摩擦特性を推定し、コンピュータを用いた力学的な計算によって地震発生サイクルを再現する手法を、地震発生サイクルシミュレーションといいます。 地震津波予測研究グループでは、南海トラフや日本海溝を中心に地震発生サイクルシミュレーションを行い、起こりうる巨大地震発生のシナリオを検討するとともに、モデルから予測される地殻変動や地震活動を、高精度で地殻変動を監視するGNSS 連続観測システム(GEONET国土地理院)や、南海トラフ・東南海地震の震源域にJAMSTECが展開する「DONET」などから得られる実際の観測データと比較し、データ同化による今後の推移予測の高度化を進めていくための研究を行っています。また、地震発生予測だけでなく、地震がおきたときの強震動や津波の即時予測のためのシミュレーションを高精度化する研究にも取り組んでいます。


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地震発生サイクルシミュレーションによって、過去の地震の再現や将来起こり得るさまざまな地震のシナリオを計算。
上段は異なる時間間隔で非連動発生する「東南海→南海地震」、下段左は連動型地震、下段右は非連動で発生する「南海地震→東南海地震」の例