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地震発生帯モニタリング研究グループ

地震発生帯モニタリング研究グループ

写真 地震発生帯モニタリング研究グループ
グループリーダー 高橋 成実

  • モニタリングによる地震発生帯に係る研究
  • 地震津波の早期検知に係る研究開発
  • 早期検知時の情報発信システムに係る研究開発
  • モニタリング及び予測研究の成果を活用した研究
タイトル

地震発生帯モニタリング研究グループ

東南海地震の震源域直上に位置する紀伊半島熊野灘沖に展開された「DONET」は、2011年8月から海底観測を開始し、20カ所に及ぶ観測点から、地震計および水圧計(津波計)の広域・高密度な観測データをリアルタイムで送信しています。地震発生帯モニタリング研究グループは、「DONET」データを用いた微小地震の震源決定などにより、地震発生帯における地震分布や地殻活動を常時モニタリングし、「DONET」海域の応力場の変化を検知することによって、今そこで何がおきているのか、何が起きようとしているのかを理解するための研究に取り組んでいます。 また、モニタリング結果の信頼性を確保するため、「DONET」から送られるデータの管理も合わせて行っています。一方で、センター内の他のグループとも密接な連携を図り、モニタリングの成果を地震発生帯の実態解明や将来予測に活用し、新たな発見につなげていこうとしています。さらにグループ内でも、津波を検知・即時予測するための計算手法の高度化を進め、「DONET」リアルタイムデータを活用した津波浸水予測アプリケーションを開発したり、「DONET」がない海域でもリアルタイムで地殻変動や津波の観測が可能な、係留ブイを利用したモニタリングシステムの開発など、新たな取り組みも推進しています。


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開発を進めている「DONET」のリアルタイム観測データを活用した津波即時予測システム。
津波の振幅値をとらえると、すぐに沿岸都市の浸水エリアも表示される。
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海洋工学センター等の連携のもと、係留ブイを用いた新たな津波・地殻変動観測システムの開発も行っている。