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地球情報基盤センター

情報展開技術研究開発グループ

 
 都市内の暑熱環境情報やDONETによる地震情報など、これらの情報を利活用するためには、対象地区のステークホルダとの直接的な連携が欠かせません。計算機シミュレーションと観測結果がステークホルダに届く形とは何かについて技術開発をしています。ICT技術を利用して加工する手法が一例として挙げられます。


■横浜市、みなとみらい21地区・関内地区
 夏季における街区の熱・風環境を、計算機シミュレーションと現地観測との結果を用いて解析しています。街区の暑熱環境の厳しい場所の特徴を調べ、その緩和策を提案するため基礎解析を行っています。
 横浜みなとみらい地区を中心とした街区において、約5m解像度の計算機シミュレーションを実行することで、建物形状を考慮した熱や風環境が明らかになってきました。また、現況街区と将来の想定街区との計算結果を比べることにより、ヒートアイランド現象を考慮したまちづくりへの貢献が期待されます。

関係機関:地球環境未来都市研究会(横浜市、横浜国立大学、広島大学他)

可視化ソフトウェアVDVGEを利用したインタラクティブ情報展開の例。時系列アニメーションや、視点の移動が簡単に行うことができ、ユーザー自身による熱環境の問題点の発見支援ツールとして活用が期待できます。


■擬似温暖化ダウンスケールシミュレーション
 神奈川県を対象に、擬似温暖化ダウンスケールシミュレーションを実行し、将来の夏季の気温変化を、約1km解像度で詳細計算しています。
都市計画のみならず農業等の第一次産業にとって、将来気候への関心が高まっています。どのような解析結果が必要とされ有効活用できるかを現場の方と議論し、同時に計算精度の向上に反映させています。

関係機関:神奈川県政策研究・大学連携センター、環境農政局他


現在気候と将来気候における気温差の一例。
同じ神奈川県内でも地域差があることが把握でき、適応策の構築に貢献が期待できます。


メンバー

グループリーダー [上席技術研究員]石川 洋一 (ISHIKAWA, Yoichi)
[技術研究員]杉山 徹 (SUGIYAMA, Toru)
[技術主任]五十嵐 弘道 (IGARASHI, Hiromichi)
[技術副主任]杉山 大祐 (SUGIYAMA, Daisuke)