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CEISTとは

センター長挨拶

 地球情報基盤センター(CEIST)は、国立研究開発法人海洋研究開発機構における海洋地球科学情報の研究開発と技術開発を総合して推進するため、平成26年4月1日に組織され、2年目を迎えました。
 地球情報基盤センターでは、海洋地球科学分野の様々な観測データとシミュレーションデータから情報を生み出し、それらを知識として活用するために、以下の3つのテーマを柱に研究開発と技術開発を進めています。

  • 先端的なシミュレーションモデルと計算手法の研究開発
  • 海洋地球科学分野に適した計算機・ネットワーク技術の研究開発
  • 観測とシミュレーションデータの新しい解析処理技術の研究開発
 地球情報基盤センターの特徴は、研究開発の「素材」となる観測およびシミュレーションのデータと「強力な道具」である地球シミュレータをはじめとする大型計算機システムのいずれもがとても近くにあり、データという素材を料理しながら道具にも磨きをかけることができるという点です。この特徴を最大限にいかし、海洋研究開発機構の第3期中期目標と中期計画を達成することはもとより、海洋地球科学の新しい知見の獲得にむけた取り組みを推進しています。
 本年6月からは、新しい地球シミュレータが本格的に稼働いたします。地球シミュレータはこれまで地球温暖化予測や気候変動諸現象の解明に大きな役割を果たして来ました。また、それらの研究開発を通して、継続的な発展に欠かせない分野振興や人材育成においても大きな役割を果たしています。蓄積されてきた多くの技術的知見や運用知見をさらに洗練化し、新しい地球シミュレータを存分に使い尽くして海洋地球科学の発展に貢献していきたいと考えています。
 シミュレーション技術やネットワーク技術の進歩と発展は目覚しく、アプリケーションやハードウェアシステムの活用のしかたも多様化しています。加えて、新しい観測機器によるデータ取得も海洋研究開発機構だけでなく他の機関によっても推進されています。これらの潮流を捉えて、地球情報基盤センターでは海洋地球科学の様々な観測データやシミュレーションデータとシステム・ネットワークをよりダイナミックに連結した新しい海洋地球情報システム構想の実現を進めています。海洋地球科学の「データから活用できる情報へ」これが私たち地球情報基盤センターの目指す方向です。
 地球情報基盤センターは、「海洋地球インフォマティクス」という新しい分野を切り拓き、海洋地球科学のデータと情報をイノベーションへつなげる挑戦をしていきます。

国立研究開発法人海洋研究開発機構
地球情報基盤センター
センタ-長
高 橋 桂 子

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