デイリーレポート
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10.03 sun
Day:33

天候:はれ
ロケーション:沖縄中城港に向けて回航中

昨日、INH-1Cサイト(C0016B 孔井)のコアリング(大径&ドリルパイプ回収式)を終了し、17:00hrs 孔口にコロージョンキャップを設置したのち、24:00hrsトランスポンダーの回収を終え沖縄Exp 331の全作業を終了しました。
00:00hrs中城港への移動を開始し、明朝 06:00hrs 中城港(パイロット待ち合わせ地点)到着予定です。

10.02 sat
Day:32

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0016(北緯27°47.45'、東経126°53.78'、水深:998.8mMSL)

昨日から、引き続き INH-1Cサイト(C0016B 孔井)にてコアリング(大径&ドリルパイプ回収式)を続けており、現在、最後となる 3回目のコアリング(大径&ドリルパイプ回収式)を実施しております。この後、コア編成を揚管・コア回収したのち孔口にコロージョンキャップを設置し、トランスポンダーを回収して、沖縄 Exp 331の全作業を終了する予定です。
作業終了は、明日の昼ごろになる見込みです。

10.01 fri
Day:31

天候:くもり
ロケーション:掘削サイトC0016(北緯27°47.45'、東経126°53.78'、水深:998.8mMSL)

昨日、INH-6Bサイトのコアリング作業を終了した後、INH-1Cサイト(C0018A 孔井)へ移動し1回目のコアリング(大径&ドリルパイプ回収式)を開始しました。現在、引き続き INH-1Cサイト(C0018A 孔井) 2回目のコアリングに向け、コア編成(大径&ドリルパイプ回収式)を降下しております。


09.30 thu
Day:30

天候:くもり
ロケーション:掘削サイトC0016(北緯27°47.45'、東経126°53.78'、水深:998.8mMSL)

C0017サイトでのコアリング作業を終了した後、熱水マウンド麓のINH-1Cサイト(C0016B孔井)へ移動し1回目のコアリング(大径&ドリルパイプ回収式)を開始しました。海底面から9mの掘削を行い、堅いコア試料が回収されています。

09.29 wed
Day:29

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0017(北緯27°47.50'、東経126°54.72'、水深:1129.5mMSL)

引き続きC0017サイト(孔井D)にてコアリングを実施しました。HPCSによるコア採取が難しくなったため、ESCSに変更し良い回収率を得ました。またコアリングと同時に現場温度計測を行いました。このあと、熱水マウンド麓のINH-1Cサイトへ移動しコアリングを開始する予定です。

09.28 tue
Day:28

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0017(北緯27°47.50'、東経126°54.72'、水深:1129.6mMSL)

引き続きC0017サイトD孔にてコアリングを実施しております。前半はサンプル回収率も温度計測も順調に進みましたが、後半は厚い火山礫と思われる地層に阻まれ、コア採取システムをESCSに変更して続けています。

09.27 mon
Day:27

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0017(北緯27°47.50'、東経126°54.71'、水深:1129.6mMSL)

INH-1Cサイトへガイドベースを降下・設置した後、熱水循環システムのリチャージゾーンと考えられているINH-6Bサイトへ移動し、コアリング開始しました。

09.26 sun
Day:26

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014(北緯27°47.45'、東経126°54.80'、水深:982mMSL)

熱水噴出マウンドの掘削サイトC0016Aにて海底下18mまでのコアリングを終え、コア採取編成を揚管しました。(コア器損傷、コア回収なし)。
この後、INH-1Cサイトへガイドベースを降下・設置し、INH-6Bサイトへ移動・コアリング開始準備を行います。

09.25 sat
Day:25

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014(北緯27°47.41'、東経126°54.04'、水深:1060mMSL)

C0014サイト本孔へ5-1/2"ケーシングを無事に降下設置し、孔口トップにコロージョンキャップの設置を終え、本サイトの掘削を完了しました。この後、INH-1Dサイト(熱水噴出域C0016A)へ移動します。

09.24 fri
Day:24

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014(北緯27°47.41'、東経126°54.04'、水深:1060mMSL)

掘削サイトC0014本孔でのコアリング終了後、C0013サイトに移動し、3回のHPCSコアリングを隣接井3孔にて実施しました。この後、C0014サイトの2マイル上流にて、5-1/2"ケーシングパイプを組立・降下・ドリフティングし、現在、本孔へケーシングパイプを降下しています。

09.23 thu
Day:23

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014(北緯27°47.41'、東経126°54.04'、水深:1060mMSL)

掘削サイトC0014本孔において30回目のコアのコアリングを深度136.7m海底下で終了し、コアリング編成を揚管しております。これまでと同様、岩質に応じ3種のコア採取システム(HPCS、ESCS、EPCS)を使い分けコアリングを続けました。後半、高温のために、コア採取装置の密閉シールが溶けてしまい、コア回収ができませんでした。この後、C0013サイトに移動し、HPCSコアリングを行う予定です。

09.22 wed
Day:22

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014(北緯27°47.41'、東経126°54.04'、水深:1059mMSL)

引き続き、掘削サイト本孔C0014Gでコアリングを順調に実施しています。岩質に応じ3種のコア採取システム(HPCS、ESCS、EPCS)を使い分けてコアリングを続けています。このあとも、引き続き本孔でのコアリングを実施予定です。

09.21 tue
Day:21

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014(北緯27°47.41'、東経126°54.04'、水深:1059mMSL)

掘削サイトC0014(隣接井C0014F、本孔C0014G)でコアリングを順調に実施しております。06:00hrs現在、本孔12回目のコアリングを終えたところで、岩質に応じ3種のコア採取システム(HPCS、ESCS、EPCS)を使い分けてコアリングを続けています。

09.20 mon
Day:20

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014(北緯27°47.41'、東経126°54.04'、水深:1059mMSL)

掘削サイトC0014に到着し、同海域で行動中の「なつしま」の作業終了とともに、深夜、隣接井C0014Fにおいてアルミニウム製コアライナーを用いたHPCSコアリングを実施しました。
現在、ガイドベースを設置してある本孔C0014Gでのコアリングを開始しています。

09.19 sun
Day:19

天候:はれ
ロケーション:名護湾でクルーチェンジ

05:30hrsに名護湾に到着後、クルーチェンジ・資機材の積込みを行い、15:00hrsに名護湾を離れ掘削サイトへ移動開始しました。
HPCSコアリング編成を850mまで組立降下を終え、同海域で行動中の「なつしま」作業終了後、掘削サイトC0014へ向かう予定です。

09.18 sat
Day:18

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0015
(北緯27°47.66'、東経126°53.49'、水深:885mMSL)

3サイト目の予備井INH-11A サイトにて3孔(C0015A、C0015B、C0015C)の HPCSコアリング(9.4mコア、回収率97 %)を終了し、14:00hrsに名護湾へ向け移動を開始しました。

09.17 fri
Day:17

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014
(北緯27°47.41'、東経126°54.04'、水深:1059mMSL)

2サイト目となるC0014隣接井4孔(C0014B、C0014C、C0014D、C0014E)での水圧式ピストンコアリングを終了しました(コア回収率良好74 - 100%)。
その後、予備井INH-11Aサイトへ移動しコアリング1回目の準備を行っております。明日午後に名護湾でのクルーチェンジに向け、掘削サイトを離れる予定です。

09.16 thu
Day:16

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0014
(北緯27°47.41'、東経126°54.04'、水深:1059mMSL)

次の掘削サイトINH-5Dへ移動し、海底にガイドベースを設置しました(このサイトの本孔)。海底面は前のサイトよりも柔らかく、近くにはシロウリガイのコロニーが見られ熱水活動があることが示唆されます。本孔隣で水圧式ピストンコアリングを開始し、本サイトはC0014と命名されました。1回目のコアリングは、プラスティックライナーが裂けるなど技術的な問題が出たために掘削編成を揚管しました。
その後、掘削孔Bで海底面のサンプルの採取にも成功し、順調にコアを回収しています。今日は、乗組員を対象にサンプルの分析が忙しく行われている研究ラボの見学ツアーを実施しました。

09.15 wed
Day:15

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0013
(北緯27°47.41'、東経126°53.85'、水深:1035mMSL)

掘削サイトC0013本孔へケーシングパイプの設置を無事に完了し、コロージョンキャップを孔口に取付けたのち本サイト孔井の全作業を終了しました。
現在、2サイト目のINH-5Dサイトへの移動を開始しました。また、調査海域の南に発生し台湾に向かっている熱帯低気圧を注視しています。

09.14 tue
Day:14

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0013
(北緯27°47.41'、東経126°53.85'、水深:1035mMSL)

C0013サイト本孔でのコアリングを行いましたが、最後の2本のコアリングではほとんど回収ができませんでした。ここで掘止めし、コアリング編成を揚管、ケーシングパイプの設置にうつることを決めました。研究ラボでは、ボールミル(粉砕機)が故障したため、修理の間は手作業でサンプルを処理しています。
船上での第1回サンプリングパーティ(コアからのサンプルの合同採取)が行われ、本サイトのすべてのコア試料に研究リクエストのフラッグが立ちました。明日午前に引き続き開催する予定です。

09.13 mon
Day:13

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0013
(北緯27°47.41'、東経126°53.85'、水深:1035mMSL)

引き続き、C0013サイト本孔にて2種類のシステムによるコアリングを実施しました。コンベンショナルコア採取システムではダイヤモンドビットを使用し、4インチ径のアルミ製のコアライナーを用いました。
このシステムに変更に合わせて、研究ラボの関連機器の設置やパラメータなどを切り替えましたが、スムーズに分析処理が進んでいます。

09.12 sun
Day:12

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0013
(北緯27°47.41'、東経126°53.85'、水深:1035mMSL)

掘削サイトC0013本孔の隣接井4孔にてコアリングを行いました。コアの回収率はあまりあがらず、また回収したライナーをコアバレルから抜き出すのに苦労しました。
その後、ガイドベースを設置した本孔に移動、コアリングを開始しました。伊平屋熱水域は複雑なシステムになっているように思えます。

09.11 sat
Day:11

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0013
(北緯27°47.41'、東経126°53.86'、水深:1034mMSL)

引き続き、掘削サイトC0013の本孔隣の孔井にて、累計6回目のコアリング(HPCS/EPCS/ESCS)を実施しました。熱によりねじれて溶けたインターチューブの取り出しに苦労しています。
また、硫化水素がカッティングシューから検出されたため、第1分析用のサンプルを採取した後、濃度が安全レベルに下がるまでコア分析をストップしました。
現在は、ガイドベース設置本孔にて順調に引き続きコアリング中です。

09.10 fri
Day:10

天候:はれ
ロケーション:掘削サイトC0013
(北緯27°47.41'、東経126°53.85'、水深:1035mMSL)

首席研究者と掘削地点を確認し、ガイドベースをセットした本孔隣の孔井軟質表層に対し、HPCSコアによる掘削開始を試行しましたが、軟質表層直下の硬層に当たり、インナーバーレルの曲がりが発生したため、コアリング編成を一旦揚管しました。
再度、EPCSコアに変換して1回目のコアリングを実施し、無事に回収を続けております。

09.09 thu
Day:9

天候:はれ
ロケーション:掘削予定サイトINH4D
(北緯27°47.4157'、東経 126°53.8546'、水深:1035mMSL)

海底へのトランスポンダーの設置を終えた後、ROVによる海底面調査を行い、深夜、本孔予定位置上部にガイドベースの設置を終えました。
本孔海底部の岩質が硬いため、現在、本孔の隣の軟質表層に対し、HPCS(ピストンコア採取システム)による1stコア掘削開始を準備中です。
研究チームは、サンプリング計画について開孔前の最後の打ち合わせをしました。
掘削泥水サンプルがコンタミネーションチェックのため、微生物学と地球化学グループに届きました。

09.08 wed
Day:8

天候:はれ
ロケーション:沖縄トラフに向けて回航中、到着

22:30hrsに掘削海域に到着しました。アジマススラスタ1Cを降下し、本船は定点保持モードに移行しました。
DPキャリブレーションを行った後、ROV による海底面調査、ガイドベース設置作業に入る予定です。

09.07 tue
Day:7

天候:はれ
ロケーション:沖縄トラフへ向けて回航中

引き続き掘削海域に向けて回航しています。天候に恵まれ、ほとんど揺れも感じません。
約10ノットの巡航速度で航海しています。各研究ラボでは、コア試料の到着に備えて忙しく準備を進めています。

09.06 mon
Day:6

天候:はれ
ロケーション:沖縄トラフへ向けて回航中

沖縄に向けて回航しています。掘削編成とHPCS/ESCSコアバレルの組み立てを行いました。
研究チームは、掘削フロアの見学と、コア試料のハンドリングに向けて打ち合わせとトレーニングを行いました。

09.05 sun
Day:5

天候:はれ
ロケーション:清水港

「ちきゅう」は、本日08:30hrsに清水港を出港、沖縄トラフの掘削サイトに向けて回航を開始しました。
船上ではコア採取システムの準備を進めています。キュレーターらは研究チームと打ち合わせを行いました。

09.04 sat
Day:4

天候:はれ
ロケーション:清水港

清水港に停泊している「ちきゅう」船上でPre-Spud Meetingを実施しました。
乗船研究者は専門分野ごとにサンプルの計測手順をラボテクニシャンと一緒に打ち合わせました。

09.03 fri
Day:3

天候:くもり
ロケーション:清水港

第1回の科学全体会議を行い、期待される科学成果について活発な議論が交わされました。
微生物学、地球化学、堆積学・岩石学と物理特性の4つの研究グループが編成され、勤務シフトが組まれました。これから数日間をかけて、ラボオフィサーやキュレーターと最終的な計測プランを詰めていきます。

09.02 thu
Day:2

天候:はれ
ロケーション:清水港

乗船研究者5名が、コア採取の際にデッキでの作業を行うためのH2S硫化水素対応訓練を受けました。
CDEXスタッフによる船内ITシステムの講習や、計画されているコア試料の分析の流れに沿って各研究室のツアーを行いました。

09.01 wed
Day:1

天候:はれ
ロケーション:清水港

本日よりIODP第331次研究航海「沖縄海底下生命圏掘削-1」を開始しました。
14:00hrsに各国からの研究者が到着し、オリエンテーションや安全訓練などを受けました。引き続き、「ちきゅう」は出港に向けて資機材の搭載を行っています。