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デイリーレポート(IODP第319次研究航海)
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2009年8月31日(Day 114)

天候:曇
ロケーション:四日市港(日本)

昨夜、四日市港錨地に到着し、今朝パイロット乗船して四日市港に向かい、先ほど10時00分、四日市港に接岸しました。引き続き実施する第322次研究航海に向けた準備を行います。私たちすべての乗船研究者は、114日間にも及ぶこの研究航海で、科学掘削初となるライザー掘削などを成功させてくれたJAMSTEC船上代表の阿部OSI、澤田OSI、CDEXスタッフ、掘削エンジニア、ラボテクニシャン、そしてすべてのクルーたちに大変感謝しています。本当にありがとうございました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月30日(Day 113)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0011A(NT1-07、北緯32度49分、東経136度52分)

午前0時00分に、孔内の清掃を行った後、掘削編成を揚管しました。これをもって、本研究航海におけるすべての掘削作業が終了しました。揚管後、四日市港に向かって移動を開始し、移動の途中、潮流の穏やかなところで荷物の積み下ろしを行いました。現在、台風11号の状況に注視しながら四日市港へ向かっています。乗船研究者たちは掘削地点C0010のレポートを完成させました。また、本地点で得た掘削同時検層データの基本的な解析を行い、同じ地点でコア採取を行う予定のIODP第322次研究航海のためにデータセットをローディングしました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月29日(Day 112)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0011A(NT1-07、北緯32度49分、東経136度52分)

昨日から引き続き、掘削地点C0011Aで掘削同時検層(LWD)掘進を順調に進め、海底下952メートルまで到達しました。現在、掘進編成を揚管中です。約5km長のドリルパイプを経てLWDのデータをリアルタイムで取得しました。また、メモリに記録された詳細なデータはLWD編成を揚管して取得します。乗船研究者たちは、レポートの最終仕上げを引き続き行いました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月28日(Day 111)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0011A(NT1-07、北緯32度49分、東経136度52分)

引き続き、掘削地点C0011において、掘削同時検層(LWD)掘進を海底下570mまで順調に進めました。孔内状況は良好で、毎時30−35mのスピードで掘進しました。研究者たちは、掘削地点C0010のレポート作成を引き続き行いました。また、LWDでリアルタイムで得られるガンマ線と比抵抗データの解析を行い、次の研究航海(IODP第322次研究航海)の研究者たちとスムーズな引き継ぎができるように、データベースの設定を行いました。また、試験編成で使用した圧力・温度測定機器は、今夜、新宮港に向けて陸揚げされました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月27日(Day 110)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0011A(NT1-07、北緯32度49分、東経136度52分)

昨日、次の掘削地点(NT1-07)において掘削同時検層(LWD)掘進編成を降下し、22時45分に掘削孔C0011Aを開孔しました。開孔前には、掘削手順や目的深度、予測される地質や安全な掘削作業などについて会議を行い確認しました。また、LWDのガンマ線データを用いて、慎重に海底の深度を確認しました。この地点ではできるだけ深くまで掘削し、地層の比抵抗値やガンマ線のデータから、岩石学的な情報を得る予定です。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月26日(Day 109)

天候:曇
ロケーション:掘削予定地点(NT1-07、北緯32度50分、東経136度53分)

昨日、予備掘削地点(NT1-07)に移動し、海底へのトランスポンダーの設置を行いました。ここ数日間に渡って、掘削技術者や研究者を船上でサポートしてくれたCDEX小林照明氏に感謝します。また、次の掘削同時検層(LWD)に向けて乗船したロギングスタッフサイエンティストのMoe Kyaw-Thuを歓迎しました。乗船研究者は、引き続き、掘削地点C0010のレポートの完成に向けて取り組んでいます。また、共同首席研究者やKopf、北田ら長期孔内計測の研究者は、阿部船上代表やCDEX掘削エンジニアの河野と将来の長期孔内計測機器の設置に向けた改良点などについて、今回の試験の結果を踏まえて検討を行いました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月25日(Day 108)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、ROV(無人探査機)により、腐食防止用のキャップを孔口に取り付け、本掘削地点(C0010A)での全てのオペレーションを完了しました。その後、海底に設置してある音響測位装置をROVにより回収し、そのうちの数機については音波信号により自動浮上させてサプライボートで回収しました。船上では、残された航海期間で実施する次の掘削(NT1-07地点)に向けて、掘削同時検層(LWD)編成の組み立てを実施しました。乗船研究者は、航海レポートの完成に向けて精力的に研究を行っています。また、ラボ技術者らは研究航海の終了に向けた準備に忙しくしています。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月24日(Day 107)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、孔内設置用の簡易測定装置(圧力計と温度計)をつけたパッカーを7時45分頃に孔内にセットしました。孔内機器は、巨大分岐断層の上部20mほど上部にセットされ、簡易装置ではありますが、南海掘削で最初の長期孔内計測機器の設置となりました。その後、パッカー設置編成を揚管し、潮流の穏やかな海域に移動、腐食防止用のキャップを孔口に取付けるため、ROV(無人探査機)を海中に降下し、孔井位置に向かっています。乗船研究者は、掘削地点C0010の掘削同時検層(LWD)データの解析を引き続き行っています。また、掘削地点C0009のレポートの完成に向けて作業をしています。本航海も終盤となり、引き続き下船後に陸上で実施する研究計画の検討や、航海終了日まで実施する次の掘削地点(NT1-07)での掘削同時検層(LWD)について議論を行っています。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月23日(Day 106)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、潮流の穏やかな海域に移動し、孔内設置用の簡易測定装置をつけたパッカー編成を海中に降下しました。掘削孔に向けてドリフトし、掘削孔に到着後、パッカー編成を孔口にリエントリーし、孔内を降下中です。長期孔内計測を担当する研究者らは降下試験の際に確認された強潮流によるドリルパイプの振動について議論し、計測機器への影響や今後の対策について検討しました。また、掘削地点C0010の結果についてまとめとレビューを行いました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月22日(Day 105)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

引き続き、将来の長期孔内計測機器設置に向けた試験編成の2回目の降下を実施しました。今回の編成には加速度計と、大きさが同じダミーのひずみ計を組み込みました。掘削孔へ向けてドリフトしながら試験編成を降下し、掘削孔へのリエントリーに成功しました。リエントリの際の機器への衝撃を記録しシミュレートするためにこのオペレーションを3回実施しました。その後、試験編成を船上に揚管し、潮流の穏やかな海域に移動し、構内設置用の計測機器を組み込んだパッカー編成を海中に降下しました。乗船研究者チームを代表して今回の成功を導いてくれた船上代表の澤田郁郎OSIに感謝します。乗船研究者は、掘削地点C0010で取得したデータ解析と掘削地点C0009のサイトレポートの作成を続けています。また、乗船研究者のAchim Kopfらは、将来のオペレーションで掘削孔から取り外しができるパッカー編成に組み込む簡易測定機器(圧力計と温度計)の準備を行いました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月21日(Day 104)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

ドリルパイプの先端に接続された降下試験編成は、4.5ノットを超える黒潮の強潮流により、絶えず振動を受けていたことがROV(無人探査機)の映像からも確認されました。編成下部のひずみ計とチュービングには、大きな損傷も確認されました。そこで、いったん降下試験編成を船上に引き上げ機器の状態を確認しました。試験編成が潮流による振動に耐えうるように、技術者らは構造的な強度を高める補修を行いました。昨日の早朝から、試験編成を再組み立てし、振動と衝撃を計測するための加速器を設置しました。15時00分ごろに再度海中へ降下し、ROVで監視しながら掘削孔に向かってドリフティングしています。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月20日(Day 103)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、潮流対策として降下試験編成を海中に降下、掘削孔に向けてドリフティングしていましたが、海域は5ノットを超える強潮流のためROV(無人探査機)を降下できず、一旦穏やかな海域に戻り、ROVにより降下試験編成を点検したところ、編成下部に不具合が判明したため、掘削孔へのドリフティングをやめ、試験編成を揚管、ツールの点検を行っております。乗船研究者と首席研究者は、保留していた掘削地点C0009のサイトレポートの項目にとりかかりました。また、掘削地点C0010で取得した掘削同時検層(LWD)データの解析を引き続き行い、検層と地震波のデータ統合と近傍の掘削地点C0004のデータとの比較を行っています。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月19日(Day 102)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

昨日7時00分より、潮流の穏やかな海域にて、将来の長期孔内計測機器の設置に向けた試験編成の降下を行いました。様々な水深で、どのような振動を受けるのかを確認しました。精密な孔内計測機器の下部に取り付けるチュービングの最適な長さを確認し、チュービング下部が、ある水深に到達すると振動が大きくなることが判明しました。そこで、温度計測器を下部に設置し、その上部に将来の孔内計測機器を構成する孔内ひずみ計、広域地震計、加速度計、それに温度計測器のセットを接続しました。最終的に、4つのチュービングをドリルパイプに接続し、降下しました。技術者による慎重かつ的確なオペレーションにより、機器が組み立てられ、試験編成は15時00分ごろに海底の掘削孔に向けて旅立ちました。「ちきゅう」は掘削孔C0010Aに向けてドリフトしております。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月18日(Day 101)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、掘削サイトから7マイル離れた潮流の穏やかな海域からドリフトしながら掘削孔内へ編成をリエントリーし、ケーシングパイプ内の清掃を行いました。乗船研究者は、掘削サイトC0009のレポートをほぼ完成させました。また、掘削サイトC0010から取得した掘削同時検層のデータを解析しました。長期孔内計測設置に向けた試験編成機器の最終準備を行いました。また、今回設置する温度計と圧力計の簡易測定装置を組み立て、密封しました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月17日(Day 100)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

8月15日にセメンチングが完了した後、潮流の穏やかな海域でケーシング内清掃のための編成を組立て、掘削海域に向けドリフトしています。今後、将来の長期孔内計測センサー設置のための試験編成の降下を実施する予定です。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月16日(Day 99)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、潮流の穏やかな海域に移動後、ケーシングパイプを降下しながら、掘削地点に移動しました。掘削孔内にケーシングパイプを降下し、15時15分頃に降下完了し、セメンチングを実施しました。乗船研究者は、掘削地点C0009のレポートに完成にむけて孔内地震波探査のデータを確認し、地震波、検層とカッティングスのデータを統合し引き続き議論を重ねています。また、現在の掘削地点(C0010)とステージ1で掘削した近傍の地点(C0004)のデータの比較を行っています。検層データにより、断層帯の応力方向などのデータを解析しました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月15日(Day 98)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

ケーシングパイプを降下するために潮流の穏やかな海域に移動し、夜中過ぎよりケーシング降下作業を行いました。断層帯の流体圧力の変化を測定するために、ケーシングパイプの一部に「網目」が施されています。これは、将来に孔内へ地震計やひずみ計を設置し、長期孔内計測を実施するための重要なポイントとなります。掘削同時検層(LWD)で得られたデータを検討し、ケーシングパイプの網目部分の設置深度を慎重に調整しました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月14日(Day 97)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

ケーシング降下前の孔内清掃を行い、編成を揚管しました。乗船研究者は、再計測した比抵抗データを比較し、今後予定しているケーシングパイプ設置による圧力の測定のための断層の深度を検討しました。簡易測定機器による孔内計測の設置準備も行いました。ケーシングパイプ設置後に設置試験を実施する予定です。乗船研究者の北田数也は、ひずみ計や加速度計の試験を行いました。また、Demian SafferとAchim Kopfは、圧力測定機器の機能確認を行いました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月13日(Day 96)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

引き続き、掘削同時検層(LWD)編成で掘進を行い、昨日17時30時に計画深度の海底下555mに到達しました。今後、ケーシングパイプ降下のための孔内の清掃を行う予定です。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月12日(Day 95)

天候:曇
ロケーション:台風退避中(和歌山県田辺港から南西13マイル地点)

引き続き、台風9号接近に伴い、田辺港(紀伊半島西)にて台風退避を行い、台風通過後の深夜、掘削海域に移動を開始しました。掘削サイト北西の潮流が穏やかな海域から移動しながらLWD掘進編成を降下し、掘進を行っています。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月11日(Day 94)

天候:曇
ロケーション:台風退避中(和歌山県田辺港から南西13マイル地点)

昨日、台風9号接近に伴い、田辺港(紀伊半島西)にて台風退避を行い、天候の回復を待ちました。研究者たちは、掘削同時計測の結果から比抵抗、ガンマ線データや比抵抗による孔内の展開図を考察しました。また19時30分から最初の考察結果について話し合い、衝上断層の構造(巨大分岐断層の上盤)や断層帯の性質、孔内観測を行うためのケーシングパイプの設置間隔などを討論しました。この話し合いには、掘削同時検層のエンジニアも参加しロギングツールの反応やデータ品質について議論しました。

それでは
荒木英一郎、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月10日(Day 93)

天候:曇
ロケーション:掘削地点C0010A(NT2-01J、北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、熱帯低気圧接近のため、12-1/4インチ(約31センチ)孔び掘削同時検層(LWD)掘進を海底下482メートルで中断し、ドリルパイプを揚管しました。22時30分に掘削海域を離れ、潮岬沖に移動中です。交代のため、共同首席研究者のリサ・マクニールが下船しました。彼女の取り組みとリーダーシップには大変感謝します。また、交代で共同首席研究者の荒木英一郎が乗船しました。荒木氏は本科学掘削の最初の3週間にも乗船しており、今回は、この掘削航海が終わるまで乗船します。研究者たちは、引き続き、リアルタイムで得た掘削同時計測(非抵抗とガンマ線データ)から、堆積物からなる緩やかな斜面と衡上断層、さらにその上に覆いかぶさっていると思われる堆積物(巨大分岐断層の下盤)の特徴の検討を行いました。研究者たちはステージ1で調査した掘削地点C0004のロギングデータから、本孔C0010の考察を引き続き行いました。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、荒木英一郎、ショーン・トシコ

2009年8月9日(Day 92)

天候:曇
ロケーション:掘削地点NT2-01J(北緯33度12分、東経136度41分)

引き続き、12-1/4インチ(約31センチ)孔の掘削同時検層(LWD)掘進を続けています。海底下176から376mまでを、約16.6メートル毎時の掘進速度で行いました。一部区間で、データクオリティーに問題があり、再計測を行なっています。また、9-5/8インチ(約24センチ)のケーシングパイプの準備を行いました。熱帯低気圧が掘削海域に急接近しているため、風やうねりの状態によっては、避難することにしました。研究者たちは、孔内からリアルタイムで得られる膨大なデータを処理する準備として、掘削同時計測の結果(比抵抗とガンマ線データ)から堆積物からなる緩やかな斜面と衝上断層の特徴の検討を始めました。また、掘削地点C0004のロギングデータの考察から、本孔C0010において巨大分岐断層を計測する深度を検討し始めました。共同首席研究者の一人、リサ・マクニールが明日下船します。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月8日(Day 91)

天候:曇
ロケーション:掘削地点NT2-01J(北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、12-1/4インチ(約31センチ)孔の掘削同時検層(LWD)掘進編成を降下しました。水深は2523.7メートルです。掘削孔に再挿入し、13時15分に掘進を開始しました。研究者たちは、前の掘削地点C0009のサイトレポートの完成に向けて取り組みました。掘削地点C0010のロギングデータと、ステージ1で掘削した近傍のC0004地点のコアの結果も解析し始めました。共同首席研究者、研究支援統括と船上代表は、予備日程にNT1-07での掘削同時検層(LWD)を行う予定であることを南海掘削プロジェクトチームとCDEXから確認しました。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月7日(Day 90)

天候:曇
ロケーション:掘削地点NT2-01J(北緯33度12分、東経136度41分)

昨日、潮流対策用のガイドホーンを取付けた後、12-1/4インチ径(約31センチ)の掘削同時検層(LWD)掘進編成を組立・降下しています。船上代表、掘削監督、共同首席研究者と研究支援統括は、本航海期間中に実施できそうな予備調査の可能性について話し合いました。研究者たちは、前の掘削地点の結果から、熊野盆地の構造地質や付加体、陸側プレートが海洋プレートに沈みこむ境界線にかかる圧力の状態などの科学的な全体像について午前中からお昼過ぎにかけて話し合いました。乗船研究者のAchim Kopf(ブレーメン大学)と亀尾浩司(千葉大学)が本日乗船予定でしたが、天候が悪くヘリコプターがキャンセルになったため乗船できませんでした。明日会えることを楽しみにしています。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月6日(Day 89)

天候:曇
ロケーション:掘削地点NT2-01J(北緯33度12分、東経136度41分)

早朝、掘削サイトに到着し、7時45分に20インチ(約51センチ)径のコンダクターパイプのジェットイン(水圧でケーシングを海底面に挿入する作業)を開始し、C0010A孔を開孔しました。9時15分にジェットインを完了し、現在、12-1/4インチの掘削編成による掘進に向けて潮流対策用のガイドホーンを取付けています。研究者たちは、前の掘削地点C0009のまとめを行い、土質評価用に採取したコアからのサンプル採取も終えました。また、掘削孔内に設置予定の簡易観測装置の確認を行いました。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月5日(Day 88)

天候:曇
ロケーション:掘削地点NT2-01J(北緯33度12分、東経136度41分)付近

引き続き「ちきゅう」はドリフティングしながら、20インチ(約51センチ)ケーシングパイプのジェットイン(水圧でケーシングパイプを海底面に挿入)にむけて準備を行っています。ROV(無人探査機)は、海中に降下しています。乗船研究者は、土質評価用に採取したコアからサンプルを採取する場所を決めました。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月4日(Day 87)

天候:曇
ロケーション:掘削地点NT2-01J(北緯33度12分、東経136度41分)付近

昨夜、潮流の穏やかな海域へ移動し海中へ20インチ(約51センチ)のコンダクターケーシングパイプを吊下げた状態で、ドリフティングしながら掘削地点に向けて移動しています。研究者たちは、午後から夕方にかけてカッティングスの試料採取を行いました。また、夕方のミーティングでは、掘削地点C0009のハイライトを研究分野ごとに議論しました。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月3日(Day 86)

天候:雨
ロケーション:掘削地点NT2-01J(北緯33度13分、東経136度47分)

昨日、海底への音響測位装置の設置が完了し、20インチ(約51センチ)のコンダクターケーシングパイプ降下のための準備を続けています。乗船研究者は、掘削サイトC0009のコアとカッティングスのサンプリングパーティを開きました。グループB研究者の個人サンプルの位置を決定し、午後から夜にかけて両グループの研究者の試料を、ラボテクニシャンらが行いました。また、掘削サイトC0009のレポートの作成を続けています。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月2日(Day 85)

天候:雨
ロケーション:掘削地点NT2-01J(北緯33度13分、東経136度47分)

昨日、次の掘削地点(NT2-01J)に到着後、無人探査機(ROV)を海中に降下して音響測位装置の設置を行いました。乗船研究者は、掘削サイトC0009のレポート作成を続けています。また、次の掘削孔で予定している孔内計測機器の準備を続けています。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

2009年8月1日(Day 84)

天候:雨
ロケーション:掘削地点C0009A(NT2-11B、北緯33度27分、東経136度32分)

ROV(無人探査機)によるトランスポンダーの回収を行い、掘削孔へキャップを設置しました。これにより昨日24時00分にライザー掘削孔(C0009A)の全作業を終了しました。その後、深夜から、次の掘削地点(C0010A)でのライザーレス掘削の準備作業を行いました。研究者たちは、本サイトのレポートとデータ解析を行いました。ワイヤライン検層データの解析に大いに協力してくれたロギングスタッフサイエンティストの木戸ゆかりに感謝しています。また、交代で乗船してきたMoe Kyaw Thuを歓迎しました。

それでは
リサ・マクニール、デミアン・セーファー、ショーン・トシコ

 

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