┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ CHIKYU MAIL NEWS 68号 2007/10/29   CHIKYU MAIL NEWSは、地球の謎に挑戦する   「ちきゅう」やIODPの最新情報、イベント告知   科学と技術に関する記事を皆様にお届けします。 CHIKYU HAKKEN WEB SITE http://www.jamstec.go.jp/chikyu/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ =================================================== 南海トラフ地震発生帯掘削計画ステージ1 IODP第314次研究航海ウィークリーレポート(第5週) 2007年10月26日 http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/Expedition/NantroSEIZE/exp314_wr5.html =================================================== 今週は、まさに「悲喜こもごも」といった7日間でした。サイトC0002 (NT3-01)では、目標掘削深度の海底下1400メートルまで掘削でき、 品質の良いデータの解析・解釈を進めることができましたが、サイト C0003(NT2-01)では、海底下を500メートル越えたところで、掘削 同時検層(LWD)ツールを含むドリルパイプ下部が掘削孔内で脱落 するというトラブルが発生し、回収作業が続いています。 10月19日14時00分、C0003 (NT2-01)サイトでの掘削開始に向けて、 「ちきゅう」は黒潮の上流側約12海里から2ノットの速さで移動しながら 掘削機器の降下を始めました。途中でアジマススラスターの部品交換 を行い、20日10時45分に掘削サイトに到着、12時45分にC0003サイト での掘削を開始しました。はじめの50mを水圧により圧入し、その後、 海底下約500mまでは非常にスムースに掘削が進みました。しかし、 海底下530mを越えた地点で掘削孔壁の崩れによりドリルパイプの 先端(ドリルビット)が動かなくなるトラブルが発生し、その状況からの 脱出作業を行っていた10月21日14時15分にドリルパイプ下部が脱落 してしまいました。その直後から、脱落機器を回収するため、孔内 遺留部を引き上げるための装置を掘削孔内に降下し、幾度となく 回収作業を行っていますが、まだ船上に回収できていません。 乗船研究者は、回収作業が進められている中、先に得られたC0002 サイトでの掘削同時検層(LWD)データの解析作業を絶え間なく実施 しています。また、C0001サイトの掘削レポートを書き終え、首席研究者 による最終チェックを行っています。 =================================================== 「ちきゅうメールニュース」では、IODP南海掘削の実施中、 船上から届くウィークリーレポートを配信しています。 ◇最新の掘削状況を知るには (IODP南海掘削特設ページへ) http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/CHIKYU/status.html ◇船上の様子を写真で見るには (第314次研究航海フォトギャラリーへ) http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/Expedition/NantroSEIZE/exp314_pg.html ◇購読をみんなに勧める (メールニュース登録ページへ) http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/mailnews/index.html ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ CHIKYU MAIL NEWS 登録中の方にお送りしています。 購読の登録・中止はこちらから http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/mailnews/ CHIKYU HAKKENウェブサイトは、 地球深部探査船「ちきゅう」とその科学と技術に 関する情報の発信基地です。 http://www.jamstec.go.jp/chikyu/ 統合国際深海掘削計画(IODP)は、複数の科学掘削船を 用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動の解明 地震発生メカニズムの解明、地殻内生命の探求等を 目的として研究を行う国際研究協力プロジェクトです。 http://www.iodp.org/ 海洋研究開発機構地球深部探査センターは、IODP 日本実施機関として「ちきゅう」を運用しています。 発行元: 独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC) 地球深部探査センター(CDEX) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛