┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ CHIKYU MAIL NEWS 78号 2007/12/04   CHIKYU MAIL NEWSは、地球の謎に挑戦する   「ちきゅう」やIODPの最新情報、イベント情報   科学と技術に関する記事を皆様にお届けします。 CHIKYU HAKKEN WEB SITE http://www.jamstec.go.jp/chikyu/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ =================================================== 南海トラフ地震発生帯掘削計画ステージ1 IODP第315次研究航海ウィークリーレポート(第2週) 2007年11月30日 http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/Expedition/NantroSEIZE/exp315_wr2.html =================================================== IODP第315次研究航海も2週目に入り、掘削によるコア採取を 進めています。11月23日以降、サイトC0001(NT2-03)の掘削孔F において、水圧式ピストンコアリングシステムによるコアを2本採取 した後、さらに伸縮式コア採取システムで2本採取をしました。 伸縮式コア採取システムはコアの回収率は良かったのですが、 掘削によるコアの乱れが大きかったため、その時点で回転式掘削 に変更することにしました。 ドリルビットを変更し、11月25日午前1時30分より、同じサイトの 掘削孔Gで回転式掘削によるコア採取を開始しました。 海底下74.5mまでは水圧を利用して圧入し、そこから掘削を開始 しましたが、その直後に、海中の無人探査機(ROV)のケーブルが 掘削パイプに絡むトラブルが発生しました。そのため掘削パイプと ROVをいったん回収し、安全を再確認してから、10mほど離れた 掘削孔Hで新たに掘削を開始しました。11月26日に、海底下230m の地点から回転式掘削によるコア採取を開始し、11月28日までに 海底下448mまで掘削を進め、24本のコアを採取しました。 この時点で、低気圧の接近よる天候悪化が予想されたため、 掘削を一時中断し、再開に備えて海底に円錐状の孔口ガイドを 設置しました。11月29日現在、天候回復待ちで待機しています。 乗船研究者は、これまでに採取したコアの肉眼による記載や、 各種データ計測とサンプリングを続けています。また通常の計測 に加えて、コア試料の元素組成の同定や、各研究者個人の サンプリングも実施しています。先週、堆積物中のガスが膨張して コアライナーが破損したケースがあったことから、コアの切断を 行う際には、通常の防護装備に加えて顔を覆うシールドを 装着して作業しています。 =================================================== 「ちきゅうメールニュース」では、IODP南海掘削の実施中、 船上から届くウィークリーレポートを配信しています。 ◇最新の掘削状況を知るには? (IODP南海掘削特設ページへ) http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/CHIKYU/status.html ◇購読をみんなに勧める! (メールニュース登録ページへ) http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/mailnews/index.html ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ CHIKYU MAIL NEWS 登録中の方にお送りしています。 購読の登録・中止はこちらから http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/mailnews/ CHIKYU HAKKENウェブサイトは、 地球深部探査船「ちきゅう」とその科学と技術に 関する情報の発信基地です。 http://www.jamstec.go.jp/chikyu/ 統合国際深海掘削計画(IODP)は、複数の科学掘削船を 用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動の解明 地震発生メカニズムの解明、地殻内生命の探求等を 目的として研究を行う国際研究協力プロジェクトです。 http://www.iodp.org/ 海洋研究開発機構地球深部探査センターは、IODP 日本実施機関として「ちきゅう」を運用しています。 発行元: 独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC) 地球深部探査センター(CDEX) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛