========================================CHIKYU MAIL NEWS====== ■「ちきゅうメールニュース」127号(2009年4月24日) 地球の謎に挑戦する地球深部探査船「ちきゅう」や IODP研究プロジェクトの最新情報、イベント情報など 科学と技術に関する記事を皆様にお届けします。 ============================================================== ------------------------------------------------- 【番組放送のお知らせ】 特別番組「立体生中継・地球LIVE 地球の肺 森と海に迫る危機」 放送予定:2009年5月4日(月)NHK総合 〜「ちきゅう」が国際宇宙ステーションの若田宇宙飛行士とつながる!〜 JAXA−NHK−JAMSTECのコラボレーション ------------------------------------------------- 地球深部探査船「ちきゅう」が番組メインステーションとなり、 若田宇宙飛行士が長期滞在中の国際宇宙ステーション他と生中継します。 JAMSTEC平理事が特別ゲストとして出演し、地球深部探査船「ちきゅう」の 科学目的や研究活動について紹介します。地球史46億年の環境変動や 惑星「地球」システムの紹介を通じて、かけがいのない私たちの 地球環境を見つめます。ぜひご覧ください。 ■番組名:「立体生中継・地球LIVE 地球の肺 森と海に迫る危機」 ■放送予定:2009年5月4日(月)NHK総合  第1部「森の異変」午後7:30〜8:45  第2部「海の異変」午後10:00〜11:28 ------------------------------------------------------------- (NHK番組紹介より)2009年春、若田光一宇宙飛行士が国際宇宙 ステーションで日本人初の宇宙長期滞在に挑んでいる。NHKでは、 この長期滞在の50日目に、若田さんとともに地球環境を文字通り 「立体的」に切り取りその現状をお伝えする5元生中継を行う。 中継点は、国際宇宙ステーション、ジョンソン宇宙センター(アメリカ)、 中南米バハマの海岸、地球深部探査船「ちきゅう」(駿河湾沖)、 そして水深1000mの海底。高度400kmの宇宙から 水深1000mまで同時に生中継するのは世界初の試みである。 生中継とリポートで立体的に伝えるのは、森と海の危機。 森と海は、膨大な二酸化炭素を吸収しており「地球の肺」と言われるが、 その機能に危機が迫っている。ボルネオの熱帯雨林では、開発により 火災が多発、大量の二酸化炭素が毎年放出されている。海でも 二酸化炭素の吸収によって海水の酸性化が進行、生態系に異変が現れ、 さらには海が二酸化炭素を吸収するシステムに大きな影響が 及ぼうとしている。人間の活動によって「地球の肺」が壊れつつあるのだ。 番組では、「地球の肺」に迫る脅威を伝えるとともに、宇宙に浮かぶ ミニ地球とも言える宇宙ステーションでの若田宇宙飛行士の生活と 対比しながら、46億年かけて作り上げられてきた地球環境の精妙さ、 かけがえのなさを描き出す。 【中継点】 ■地球深部探査船「ちきゅう」(生中継)メインステーション 世界で初めて地殻からマントルへの大深度掘削を可能にする科学掘削船。 地球史46億年の環境変動、惑星「地球」のシステム解明に挑んでいる。 この「ちきゅう」をメインステーションとして地球環境に立体的に迫る。 プレゼンター: 毛利衛、鎌倉千秋アナウンサー ゲスト: 平朝彦、眞鍋かをり、劇団ひとり ■1000mの海底(生中継) 海が二酸化炭素を吸収する驚きのメカニズムを紹介する。 ■国際宇宙ステーション(ISS)(生中継) 地上約400kmの宇宙空間に浮かぶ国際宇宙ステーションは、 約90分で地球を廻っている。この宇宙基地で日本人初の長期滞在を 続ける若田光一宇宙飛行士とハイビジョン生中継で結び、宇宙での 生活を語ってもらうとともに、宇宙から地球環境の現状を伝えてもらう。 出演:若田光一宇宙飛行士、マイケル・バラット宇宙飛行士 ■ジョンソン宇宙センター(アメリカ・ヒューストン)(生中継) 国際宇宙ステーションの船外カメラから中継で送られて来る 地球の映像等を紹介する。 出演:山崎直子宇宙飛行士、水野倫之解説委員 ■中南米バハマ「海の舌」(生中継) 白い砂浜と紺碧の海のコントラストが形づくる模様が舌のように 見えることから宇宙飛行士は「海の舌」と呼ぶ。この白い砂浜は、 海が二酸化炭素を吸収し、その二酸化炭素が直径1mmの魚卵石 となっている世界でもたぐいまれな海である。その仕組みを解き明かす。 リポーター:田村英里子、山田康弘アナウンサー ◇ボルネオ熱帯雨林(VTR) 土が燃え、大量の二酸化炭素を放出ボルネオ島は、1 万年分の樹木が 堆積した泥炭の上が熱帯雨林となっている。泥炭層は、これまで 水につかり、分解されず炭素を固定する役割を果たして来た。 地球温暖化の進行と開発によって、乾燥化し、火災が頻発するとともに、 泥炭の分解が進み大量の二酸化炭素が放出されるようになっている。 その量は、世界の化石燃料消費によるものの最大3割に相当する。 その泥炭火災と戦う消火隊と「冷たい燃焼」と呼ばれる泥炭の影響を 調べる日本の研究者に密着する。 ■ NHK104スタジオ(データセンター) 地球の二酸化炭素の循環等のデータを分かりやすく説明。 出演:住吉美紀アナウンサー ------------------------------------------------------------- また、本番組は、NHK国際放送「NHKワールドプレミアム」でも 同時に放送され、海外でも視聴できる予定です。 *日本語でそのまま放送されます。 ◆NHKワールドプレミアム http://www2.nhk-g.co.jp/wp/index.html ------------------------------------------------------------- ■告知番組もあります。 「若田光一 地球環境を見る 森と海に迫る危機」NHK総合 4月25日(土)午後5時30分〜45分 4月29日(水)午前11時39分〜54分 5月2日(土)午前1時25分〜40分 5月3日(日)午後4時45分〜5時00分 *放送日・放送時間は変更になる可能性があります。 詳しくはNHK番組表をご確認ください。http://www.nhk.or.jp/ ========================================CHIKYU MAIL NEWS====== 「ちきゅうメールニュース」登録中の方にお送りしています。 購読の登録・中止はこちらから http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/mailnews/ 「地球発見」ウェブサイトは、地球深部探査船「ちきゅう」と その科学と技術に関する情報ポータルサイトです。 http://www.jamstec.go.jp/chikyu/ 統合国際深海掘削計画(IODP)は、複数の科学掘削船を用いて 深海底を掘削することにより、地球環境変動の解明、 地震発生メカニズムの解明、地殻内生命の探求等を目的として 研究を行う国際研究協力プロジェクトです。http://www.iodp.org/ 海洋研究開発機構地球深部探査センターは、IODP日本実施機関として 地球深部探査船「ちきゅう」を運用しています。 発行:JAMSTEC/CDEX 海洋研究開発機構 地球深部探査センター ==============================================================