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2006年8月25日
「ちきゅう」ウィークリートピックス #02 [下北半島東方沖掘削試験]
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Week #02 [8/13-8/19]
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この試験航海で最初のコアがデッキに上がってきて、笑顔がこぼれる船上代表者(OSI)の澤田(CDEX/JAMSTEC)と、オペレーションマネジャー(OIM)のBjorn Hansson(SeaDrill社)

Dr. Daniel Curewitz, CDEXスタッフサイエンティストからのレポート:下北ライザー試験掘削の第2週は、科学者、ラボチーム、テクニシャンが待ち望んでいるイベントが展開されました。週の前半は、ラボのセットアップやコアハンドリングのトレーニング、コア解析の議論を行うチャンスがありました。掘削オペレーションのテスト、機器の修理やメインテナンスを待つ間、食事やコーヒーブレイクの間でも、ラボスタッフは、掘削船の複雑でしかし統合されたポジショニングや掘削オペレーションの状況、掘削機器のテストや機械・油圧システムなどについて話し合いました。

こうした待機の後、全てが一度にやってきました。ラボがフル稼働するイベントが訪れ、息つく暇もない忙しさとなりました。本試験航海で最初のコアが、8月18日午後3時にデッキに上がってきたのです。このコアは、パイロット孔の海底の表層から採取されたもので、オペレーションの様子はROV(無人探査機)で撮影されました。このコアは、海水と海底面との、まさに境界線で採取されたもので、これから掘削孔から採取されるコアの深度を決定するために重要なサンプルとなります。

最初のコア解析の間に、科学者、ドリラー、技術者など新たに15名のクルーの交代がありました。ドリルパイプにマウントされたコアリングシステム(BHA)を再設定する、とのアナウンスで、ようやく一息つきました。

短い待機時間の後(興奮したスタッフには何年にも感じられましたが)、再びコアリングを開始しました。それからは、ノンストップです。36時間の間、一度も止まることなくコアリングを続けました。1時間のうちに9メートルのコア約1本という回収率です。ドリラーやリグフロアのクルーたちは、驚くべき回収率でコアリングの術を学んでいます。ルーフデッキのラボテクニシャンたちのコア処理がスムースで素早くなっています。コアプロセシングラボでのオペレーションでは、時計じかけのように、大量の様々な種類のサンプル、データ、画像や新たなアイデアを次々に生み出しています。

これらのデータは、地質学から微生物学、気候学などの最先端の研究領域で活用されるほか、掘削・分析機器のパフォーマンス評価やサンプルの品質管理・品質保証に加え、より良い品質でサンプルを採取する専門家であるドリラーや、ドリルフロアからラボまで素早くそして秩序を持ってマーキング、記録、登録し、最後に科学者がサンプルから得られたデータを理論化するまで、重要なデータを追跡するラボでの実践的な経験や技術的な評価に使用されます。とてもエキサイティングな一週間でした。

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