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2006年9月8日
「ちきゅう」ウィークリートピックス #04 [下北半島東方沖掘削試験]
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船上に積まれた36インチケーシングパイプ
Week #04 [8/27-9/2]
Dr. Philippe Gaillot(CDEXスタッフサイエンティスト)からのレポート

今週のラボスタッフたちは、これまで8月18日から23日までにパイロットホールで採取された40本のコア(柱状地質試料)の処理や分析に追われました。コアの中にはガスが多く含まれていたため、コアカッティングエリアで分割する際に膨張していました。ホールコア(半裁前のコア)を対象とした自然ガンマ線、比抵抗、密度、帯磁率とP波速度の連続的な計測と、熱伝導率の計測(コア1本につき2箇所)を行っています。コアを縦に半裁した後、計測フローは2通りに分かれます。半裁した片方はアーカイブハーフ(保存用)として、もう片方はワーキングハーフ(分析用)として、同時並行に計測が行われます。アーカイブハーフは、コアの肉眼記載(VCD)、ディジタル写真撮影・色測、残留自然磁価の計測を行います。一方のワーキングハーフ(分析用)からは、サンプルが採取されます。サンプルは、含水量や密度の計測、地球化学分析、そして地層年代の決定のため微古生物学的分析に用いられます。

8月29日の夜には、3庫の冷蔵コンテナが洋上の「ちきゅう」にサプライボートで搬入されました。これらのコンテナにコアを保管し、陸上での分析のために高知コアセンターに送ります。

8月30日は天候が悪かったためヘリコプターがキャンセルされましたが、そのおかげで下船予定だったテクニカルスタッフらと、もう一晩夕食を共にすることができました。

9月2日21時30分、これまでに採取したホールコアの分析が完了しました。サンプルの地球化学分析は明日朝から開始する予定です。半裁コアのルーティン計測も6日まで続ける予定です。

台風12号(IOKE)が西に移動してきており、下北エリアを直撃するかもしれません。今後数日内に台風の進路が確認できれば、「ちきゅう」は安全な海域まで避難し、掘削作業を一時停止するかもしれません。(リグフロアでの各種機器テストは続きます。)どちらにせよ、ラボでの仕事はまだまだ続きます・・・。

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