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[下北半島東方沖掘削試験] |
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| 2006年9月19日 |
「ちきゅう」ウィークリートピックス #05 [下北半島東方沖掘削試験]
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| コアを観察しながらタブレットPCで堆積物の記載を行う |
Week #05 [9/3-9/9]
青池 寛(CDEXスタッフサイエンティスト)からのレポート:
いつも「ちきゅう」から海を眺めるときは心が穏やかなのですが、9月5日と6日は少しばかり雰囲気が違いました。というのも、大型の台風12号(IOKE)が下北エリアを直撃する恐れがあったからです。「ちきゅう」は台風から逃れて安全な海域まで避難しなければならない可能性もありましたが、結局は、9月5日の未明に掘削地点のはるか遠くを通り過ぎていきました。
台風が通り過ぎ海況が落ち着くまでの間、噴出防止装置(BOP)とライザーパイプの降下に向けた船位保持の調整を行いました。噴出防止装置とライザーパイプは、ムーンプールの上で降下されるのを待っています。
ラボでは、海底堆積物の肉眼によるコアの記載(VCD: Visual Core Description)を、タブレットPCを利用したJ-CORES(ちきゅうコアデータ管理システム)のVCDアプリケーションにより行っています。このシステムは、地層の記載データを科学データベースにデジタル形式で直接登録していきます。
また、船上での地球化学分析や鉱物学的な分析のために、ワーキングハーフ(分析用コア)から、さらに個別のサンプルをくりぬいて採取しています。
9月9日には、ラボのレビューとセットアップのために国内外からの科学者と米国IODP掘削船のスタッフが6名乗船してきました。
| --- 追伸 --- |
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| ミステリアスな?小石。表面に青いペンキがついていました。 |
とても興味深く、そしてエキサイティングなコアを我々は発見しました。それは、ミステリアスな丸い小石 −硬いシルト岩で直径が4センチほど− が最後の40番目のコアの上端に閉じ込められていたのです。深さはおおよそ海底下355メートルになります。一体この不思議な小石はどのように海底下に埋まっていたのでしょうか。流氷で運ばれてきたのでしょうか?それとも古代のクジラが落としていったのでしょうか?いえいえ、実は現代の人間が落とした石だったのです。小石をよく見ると表面に青いペンキが固着しているのが分かります。我々の仮説は以下の通りです。船上でインナーバレルに挿入される前に、偶然にもコアライナーの中にこの小石が誤って置かれ、堆積物が採取されるまでコアキャッチャーの扉に挟まっていた、と考えられます。 |
Week #06 [9/10-9/16]へ(準備中)
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