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2006年9月26日
「ちきゅう」ウィークリートピックス #06 [下北半島東方沖掘削試験]
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Week #06 [9/10-9/16]
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ムーンプールの上にそびえるライザーテンショナー(黄色)4本の巨大なシリンダーを備えライザーパイプの上下動を制御する。

青池 寛(CDEXスタッフサイエンティスト)からのレポート:

噴出防止装置(BOP)とライザーパイプの降下作業は9月9日から始まっています。ライザーパイプは、一本の長さが90フィート(約27メートル)、パイプ外側の直径が21インチ(約53センチメートル)もあり、海底面下の掘削孔と船上とをつなぐ中空のパイプで、泥水が循環する通路になります。加圧試験やROV(無人潜水機)の配備を進め、ライザーパイプと、4本の巨大なシリンダーを備えたライザーテンショナーを接続しています。

ラボでは、先週でコアの非破壊検査が終了し、個別サンプルの分析に向けて、間隙水の化学分析、鉱物学、有機地球化学、コンタミネーション試験の準備を行っています。イオンクロマトグラフ、紫外可視光分光光度計、誘導結合プラズマ発光分析計、ロックイーバル、X線回折装置などにより、予備実験で十分な分析条件が整った計測から開始しています。

今週は、科学アドバイザーとして、M. Underwood博士(ミシガン大学)、A. Kopf博士(ブレーメン大学)そして西博士(北海道大学)の3人と、米国ライザーレス掘削船のキュレーターでテキサスA&M大学のJ. Firth博士、P. Rumford博士、R. Culberson博士の3人が、「ちきゅう」研究設備の状況やコア試料の流れを精査しています。M. Underwood博士は、「南海トラフ地震掘削計画」における堆積学のスペシャリティコーディネーター(科学専門コーディネーター)であり、特にX線回折装置による分析やノウハウについて「ちきゅう」のマリンテクニシャンと議論しています。

天候待機や機器調整のためにライザー掘削によるコアリングはまだ開始されていません。15日にはラボマネジャーも青池・Gaillotから真砂・Moeに交代です。

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