9月21日に、日本科学未来館で「ちきゅう」や科学掘削の取り組みを紹介するサイエンスセミナーが開催されました。今回のスクールで「ちきゅう」に乗船される皆さんをはじめ、約30名の方が参加。2003年にIODP研究航海(ジョイデ・スレゾリューション号)に参加された科学コミュニケーター櫻井さんの軽快な講義とともに、海洋科学掘削による科学成果や、「ちきゅう」が目指しているブレイクスルーなどを紹介しました。CDEXからは吉澤(IODPコミュニケーション担当)がゲスト参加し、IODP研究航海の様子や「ちきゅう」見学のポイントなどを紹介し、盛りだくさんなセミナーとなりました。
また、乗船予定者の事前レクチャーを兼ねていることから、CDEXの安全環境衛生(HSE)に対する考え方や取り組みを講義し、参加者の方から「私の仕事にも役立ちそう」というご感想もいただきました。今週末に、いよいよ乗船です。安全に、そして天候に恵まれることを祈りましょう!
*日本科学未来館SCセミナー「"ちきゅう"がわかると、地球もわかる」の詳細はこちら http://www.miraikan.jst.go.jp/friendship/event/080921121707.html
いよいよ今月末に開催が迫ってきた「ちきゅう乗船スクール」。たくさんの方に応募いただきありがとうございました。乗船参加者も決定し、準備も本格化してきました。 9月5日には、日本科学未来館リアル・ラボの高校枠で今回参加される慶応高校にお邪魔し、「ちきゅう」や科学掘削の事前レクチャーを実施しました。当日も講師を務める倉本真一(IODP研究航海統括)が、海洋掘削の歴史やこれまでの成果、「ちきゅう」が解明を目指している地球科学の諸問題について講義を行いました。参加される生徒さん2名は、地球科学への興味が深く、以前にも「ちきゅう」のセミナーも受講されたという「ちきゅう」フリーク!?船上で研究体験できるということで、モチベーションも高く、「とても楽しみにしている!」と目を輝かして話してくれました。
一方、講師陣の皆さんは、大学生など若手研究者を対象とした実習内容やラボの準備について、膝を詰めて議論しています。今回の実習のテーマはズバリ“「ちきゅう」で海洋底プレート層序を体感しよう!”。バーチャルIODP研究航海「Expedition 999 Chikyu Hakken」の科学計画を組み立てるために、想像力をふくらまして、講義内容を作成しています。ある海域で「ちきゅう」がマントルまで掘削したことを想定して、仮想的な「海洋底層序」を疑似体験しつつ、実際に船上で行われる計測・分析を実体験してもらおう!というコンセプトを打ち立てました。一流の科学者が組み立てる航海計画は内容充実。スクール参加者が乗船研究者の一員として船上研究を体験するプログラムを、こだわって練り上げています!どんな実習になるかは船上でのお楽しみ。