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「ちきゅう」乗船スクール開催報告
「ちきゅう」乗船スクール開催!2008年9月26日〜28日
「海底下にロマンを感じた!」地球深部探査船で過ごした3日間
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[イベント情報]
11月2日(日)に日本科学未来館(東京)で公開講演「地球を救う みんなの知恵」が開催されます。「ちきゅう」に乗船した高校生から体験報告など、小中学生を対象にしたやさしい講演会です。是非、ご家族でお出かけください!

参加申し込みなど詳細はこちらへ
ニュース詳細
 
2008年10月21日 一覧へ戻る
先月に開催した「ちきゅう」乗船スクール。高校生から大学院生まで、総勢43名が探査船に乗り込み、充実した3日間を過ごしました。
“「ちきゅう」で海洋底プレート層序を体感しよう!”という壮大な実習テーマのもと、バーチャルIODP研究航海「Expedition 999 Chikyu Hakken」に研究者として乗船した(設定の)参加者たちは、船上でどのような経験をしたのでしょうか。その様子をお伝えします!
9月26日(Day 1)
午前10時、佐世保港から連絡船で「ちきゅう」に到着、いよいよ乗船です。「ちきゅう」に乗り込んだ若き研究者たちは、期待いっぱいに、そして少しだけ不安げな様子でもあります。
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オリエンテーションを受け、いざ「ちきゅう」船内見学に!
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恩田キャプテンの解説を熱心に聞く参加者。掘削中のあらゆる事態に対応できる判断力とそれを支えるナビゲーションシステムが、科学掘削を支えています。
【参加者の声】
  • 憧れのちきゅう船上で実習できたことによりモチベーションを上げることができました。
  • 今までテレビや学会などで聞いていた「ちきゅう」に、実際見て、触れて、その雰囲気を感じることができた。将来、また乗船できるように、今後の研究に励みたい!
  • あこがれの「ちきゅう」乗船が実現するとあって、前日からわくわくしながら当日を迎えました。「ちきゅう」は...やっぱり大きい!すごい!の印象でした。
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全員、安全保護具を身につけ、柱状の地質試料(コアと呼びます)を採取する掘削現場に向かいます。
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普段は見られない機関室も見学しました!
【参加者の声】
  • 研究者の生活ぶりや、ブリッジクルー、掘削技術員さんの大変さ、やりがいのありさを感じることができました。
  • すべてのものが思っていたよりも全然大きかった。船の大きさやライザーパイプが、数字からこんな感じ?と自分が思い描いていたものよりも相当大きかった。
いよいよ実習タイムです!この日のために授業を仕込んできた講師たちの気持ちも高まります。丸2日間かけて3コースの実習を行いました。
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実習A:コア記載クラス(高知大学 池原実先生、CDEX松田繁美グループリーダー)
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実習B: 微古生物学クラス(東北大学 鈴木紀毅先生)
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実習C:岩石学・地球化学クラス(専修大学 佐藤暢先生、九州大学 石橋純一郎先生)
【参加者の声】
  • スミアスライド作成も自らの手で行うのは初めてでした。
  • It's my first time to see so clearly laminated zone and bioturbation zone of core sample.
  • コア記載に一番大切なのは、「人」による判断なのだということ。
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夜は講師たちを囲んでのサイエンス・カフェ!鋭い質問が飛び交いました!
【参加者の声】
  • IODP航海と他の船での研究の違い、IODPでしかできないことを知ることができました。
  • 他大学の人、年齢もばらばらの人たちと交流し、意見交換することができたことがすごく勉強になりました。
  • サイエンスを皆で楽しもうという雰囲気を感じることができました。
9月27日(Day 2)
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午前8時、コアスクール参加者は、残りの2種類の実習を順番に受講しました。午後14時には、日本科学未来館が募集したリアル・ラボ参加者の一行も合流。小さな連絡船から「ちきゅう」を見上げる期待いっぱいの笑顔が見えました。
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掘削機器を遠隔操作で動かすドリラーズハウスを見学。クルーが掘削システムの解説を行いました。
【参加者の声】
  • 乗船前は「ちきゅう」のエンジニアリング面に興味があったが、種々のプログラムをこなした後は、エンジニアリング面だけではなく、サイエンスの面にも関心を持つようになりました。
  • 普通に生活できるところに感動しました。
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夜は日本科学未来館サイエンスコミュニケーターによる船上トークイベントを実施しました。船の運航や掘削について、キャプテンとスーパーインテンデント(掘削最高責任者)が、仕事へのモチベーションや現場ならではのエピソードを紹介しました。
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今回のExp. 999航海の研究支援統括(という設定の)CDEX倉本が、「ちきゅう」によるIODPの科学ミッションについて解説。人類の挑戦に期待が高まります。
【参加者の声】
  • 研究者の方々に対するイメージが大きく変わりました。もっと生真面目で、もっと個人主義的な方が多いイメージでしたが、実際はユーモアがあり、研究者同士の横のつながりも強く、とても親しみ易い方々でした。
  • 地球の謎を解き明かすために、たくさんの人たちが何十年という長い時間をかけてがんばってきた結果、今の「ちきゅう」や「IODP」があるのだということに素直に感動しました。
  • 海底下にロマンを感じた!
9月28日(Day 3)
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乗船研究体験として古生物学の実習を行いました。お目当ての微化石は見つかったでしょうか?
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地震などにより発生するタービダイトの水槽実験を行いました。南海トラフでも多くみられる堆積物です。海底谷を走る混濁流の行方を追います。
【参加者の声】
  • 細かい作業の上に成り立っている研究を垣間見ることができました。
  • 漠然と「海底深くまで掘削してサンプルを採る船」ではなく、その採取したサンプルからその場で非常に詳しいデータをとることのできる研究船であるということがわかりました。
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午後は、今回の実習で学んだ成果について発表いただきました。各クラスとも夜遅くまで悩みぬいた(?)個性的な考察が発表されました!
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参加最年少の高校生おふたりからも、素直な感想を発表いただきました。
【参加者の声】
  • 研究者のあり方や、データのまとめ方、研究に対する考え方、研究に間接的に関わっている方々との関わり方など多くのことを学ぶことができました。
  • 日本国内であって日本ではないような非日常的な感じになりました。
  • 仮想コアでの実習だったが、仮想だからこそ、夢あふれる発想ができた。
  • 最新鋭の掘削船に乗り込み、実際のコアフローを模擬トレーニングすることで、船上でのライフサイクルや掘削現場について肌で理解できることできました。
  • 探査船は、意外にもアットホームな雰囲気でした。
<番外編>
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船上での食事ということで、みんな話に花が咲きました!
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南京玉すだれで、「ちきゅう」マントル到達!?
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IODP恒例の航海ロゴ入りTシャツを、みんなで印刷しました。
<その他>
共催者(日本地球掘削科学コンソーシアム)からの報告
http://www.j-desc.org/modules/tinyd0/rewrite/coreschool/Chikyu.html
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