地震津波・防災研究プロジェクト

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2012年12月7日に三陸沖で発生した地震による微小津波を観測

2012年12月7日17時18分頃に三陸沖を震源とするM7.3の地震が発生しました。海側のプレート内(アウターライズ)で発生した正断層型の地震で、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の余震と考えられています。(独)海洋研究開発機港(JAMSTEC) では1999年より「海底地震総合観測システム」を北海道の釧路・十勝沖に設置して、地震と津波の観測を実施しています。今回の地震で同観測システムの水圧式津波計で微小な津波を観測することができました。
2台の水圧式津波計は、17時18分頃に地震に伴う水圧変動を観測した後、17時45分頃から津波にともなう水圧変動(第1波は引き波)を観測しています。波高に換算すると1cm以下の微小津波ですが、高精度の観測ができています。

図 水圧式津波計により観測された水圧変動(100秒移動平均を適用)。青い部分が津波第1波の到達を示す。