日射量とは、ある表面(大気上端、地表面など)の単位面積・単位時間あたりの太陽の放射エネルギーの流れをいう。自然科学の分野では数量の単位として、国際的な計量の標準である「国際単位系(The International System of Units[略称:SI])」の単位がよく使われる。長さはメートル(m)、質量はキログラム(kg)、時間は秒(s)を単位とし、多くの量の単位が長さ・質量・時間の掛け算・割り算で組み立てられる。エネルギーのSI単位はジュール(J)で基本単位からの組立てはkg m2 s-2。単位時間あたりのエネルギーは仕事率とも呼び、その単位はワット(W)で組立てはJ s-1 = kg m2 s-3。単位面積・単位時間あたりのエネルギーの流れの単位は、ワット毎平方メートル(W m-2)である。
日射量の値を示すのに気象学の分野では、通常このW m-2を使う。 農業分野では、1日にどれだけのエネルギーが来るのかに注目するため、メガジュール(※)毎平方メートル毎日(MJ m-2day-1)をよく使う。換算は次のようになる。
1 MJ m-2 day-1 = 11.57 W m-2
SI単位以外のエネルギーの単位としてはカロリー(cal)があり、1 cal = 4.18 Jである。 しかし、食品に関して使われているカロリーはキロカロリー(kcal)の略で、4180ジュールに相当する。
例えば、横浜の6月の快晴日の日平均日射量は約350 W m-2、 あるいは約30MJ m-2 day-1 である。この数値を1日あたりの量をキロカロリーに換算すると約7237 kcal。成人男性一日あたりの消費カロリーは約2500 kcalなので、横浜の6 月の快晴日の1平方メートルの日射量は3人分の食物の持つエネルギーに相当する。ただし6月の快晴日は一年のうちは比較的、日射量の多い日に属している。
※メガ=百万を表わす接頭語







にっしゃりょうにかんするたんい
