植物と天候の関係性が地球全体規模で把握できるマップ

地球全体における気温・降水量・雲量などの天候変動と植生(陸上に生息している植物の集団)変動との毎年の連動を分析するために作成された「生態系連動マップ」。1986年から1995年までの10年間の暖候季(4~9月)を対象期間とし、植生の有無・多少・活性度を示す植生指数(※)と気温・降水量・光合成有効放射量(太陽光のうち光合成に利用されうる光の量)のそれぞれとの毎年の相関係数(正の部分のみ)をマップに表現した。
このマップをみると、植生の年々の変化は高緯度では気温、中緯度以下では降水量の年々の変化と相関が高いことが分かる。また、光合成有効放射量と相関が高い地域では主に雲量の多さが確認できる。

※「生態系連動マップ」では、代表的な植生指数である「NDVI(Normalized Difference Vegetation Index)」を使用している。