作物の生育モデルの改良や地球温暖化の予測、太陽エネルギーの有効活用などに貢献
| 対象地域 |
東アジア(東経75-152度、北緯19-52度) |
| 地点数 |
194地点 |
| データの種類 |
月平均値と年平均値 |
| 要素 |
日射量、放射量、ポテンシャル蒸発量、気候湿潤度 |
| 対象期間 |
1971年から2000年 |
具体的な活用シーンとして挙げられるのが、稲の生育モデルにおける入力値の改良。例えば現在、地球温暖化を想定し温度の高い環境でも育つ稲の開発が求められている。そのために必要となるのが、日射の単位面積あたりのエネルギーを示す日射量の正しい数値。これまで使われていた日照時間のデータだけでは分からなかった太陽からのエネルギーの最大値や、その発生時間などを算出できるため、稲の生育モデルにとって有効な情報が得られる。
そのほか、各種観測データとの比較による気候シミュレーションの改善を通じた地球温暖化の予測や、自然エネルギーの中でも注目を集める太陽エネルギーの有効活用など、幅広い分野での貢献が想定できる。いまは日本や中国のデータを中心に扱っているが、今後はタイやベトナムなどアジアモンスーン地域などの数値も集めて、より多くの方が効率的に利用できるデータセットをめざす。