ニーズに対応できるデータの実装化と運用化可能性を検証

本研究課題の目的は、データの種類・質・形式に対する要望に応えるため、データの実装化と運用可能性を検証しながら提供サービスのプロトタイプを提案することである。2009 年度から2010 年度にかけて、JAMSTECのテストサイトから公開するデータセットおよびコンテンツの拡充や、テストサイトにおけるデータの可視化・ダウンロードなどの機能強化を中心としたシステム開発を進めてきた。

一例を挙げると、ウェブマップサーバを用いたマップ表示・グラフ描画やマップのダウンロード機能を有する可視化機能を強化した。具体的な変更点としては、各地点の時系列、空間分布のアニメーション、ラインデータの空間マップの表示、および測定点のマップ表示からの地点選択など、多様なデータ形式・描画方法に対応できるようになった。マップのデータダウンロードについては、データの切出し機能やファイルのアーカイブ機能を追加した。

長期安定的でより機能性のあるデータ・情報提供サービスをめざして

これらの機能を実装することによって、より多くの方へのデータ利用促進はもちろん、更なる機能やプロダクト応用に関する要望の具体化も期待される。

また、機能追加したウェブサイトを2010 年秋に公開し、追加された機能や新規データに対する利用者の反応やニーズを集めるため、オンラインのアンケートを実施。その結果やアクセス解析の結果を用いて、JAMSTECから提供するデータや情報、およびデータの利用促進につながる機能について検証しながら、長期安定的でより機能性のあるデータ・情報提供サービスに向けた改善を行っている。