
日本を含む広大な東アジア・東南アジア・南アジアには、アジアモンスーンと呼ばれる特徴的な気候がみられる。アジアモンスーン域に暮らす人々が、今後予想される気候変動のもとで、洪水・渇水などの水災害に対処し、水資源を計画的に使う能力を高めるために、アジアモンスーンに伴う水循環の経年変化および現在の状態を、正確に把握する必要がある。そこで、アジアモンスーン域における気象水文観測データを整備し、東南アジア諸地域における大雨や地表面熱収支、北西太平洋における台風の経年変化の実態解明とその要因の解明に取り組んでいる。