各研究課題について詳しく紹介しています。

海洋・水産

海洋・水産
海洋再解析データとは、過去の海洋の連続的な描像である。海洋の温度や塩分や流れの情報を含んでいるため、海洋の研究にとって重要なデータとなる。本研究課題では、海洋再解析データをもとに気候変動の仕組みや水産資源の推移との関係を調べ、断続的な観測データだけでは得られない有用な知識を導き出すことをめざす。実際、海洋における熱、水、運動量の動きに注目すると、気候変動の様子が明らかになる。
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ユーラシア寒冷圏の水循環

ユーラシア寒冷圏の水循環
雪や氷は、水・熱・物質収支を通して海洋-大気—陸域の間のエネルギーを交換する複合的な働きを担っており、その変動は寒冷圏のみならず地球規模での水循環や海水準変動にも大きく影響を与えている。本研究課題では、ユーラシア大陸の寒冷圏における気候システムを解明するため、シベリアやモンゴルで積雪・氷河・氷床・永久凍土を長期的に観測したデータを用いて過去から未来にわたる水循環変動を研究している。
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アジアモンスーン域の水循環

アジアモンスーン域の水循環
日本を含む広大な東アジア・東南アジア・南アジアには、アジアモンスーンと呼ばれる特徴的な気候がみられる。アジアモンスーン域に暮らす人々が、今後予想される気候変動のもとで、洪水・渇水などの水災害に対処し、水資源を計画的に使う能力を高めるために、アジアモンスーンに伴う水循環の経年変化および現在の状態を、正確に把握する必要がある。そこで、アジアモンスーン域における気象水文観測データを整備し、東南アジア諸地域における大雨や地表面熱収支、北西太平洋における台風の経年変化の実態解明とその要因の解明に取り組んでいる。
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陸域生態系

陸域生態系
この研究課題では、衛星観測による植生(※)量(以下、衛星植生量)情報を用いて、アジア地域における植生変化の地域による特徴を気象データと統合して分析を行う。年々の植生と天候の連動関係をマクロな視点から明らかにするとともに、さまざまな農業データを取り入れることで農業との連動関連も解明し、その成果をマップ・データベースとして構築することが目的である。
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データ投入

データ投入
これまで研究開発されてきた多種多様な観測データや再解析データを整理し、データの作成方法や出典元などを示すメタデータと合わせて、「データ統合・情報融合コアシステム」(※)へ投入(登録)している。
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実用化技術開発

実用化技術開発
本研究課題の目的は、データの種類・質・形式に対する要望に応えるため、データの実装化と運用可能性を検証しながら提供サービスのプロトタイプを提案することである。2009 年度から2010 年度にかけて、JAMSTECのテストサイトから公開するデータセットおよびコンテンツの拡充や、テストサイトにおけるデータの可視化・ダウンロードなどの機能強化を中心としたシステム開発を進めてきた。
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