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地球情報研究センター

概要

東日本大震災の津波・地震による、大量のがれきの堆積や藻場・干潟の喪失、岩礁への砂泥の堆積などにより、沿岸域の漁場及びその沖合の海洋生態系が大きく影響を受けました。このため震災により激変した東北沿岸域の海洋生態系の変化の実態とそのメカニズムを明らかにし、今後の漁業等の復興に貢献するため、文部科学省による補助事業として平成24年1月より、「東北マリンサイエンス拠点形成事業-海洋生態系の調査研究-(TEAMS)」が東北大学・東京大学大気海洋研究所・海洋研究開発機構の3機関を中心として、全国の関連研究者の参画と漁業関係者等の協力を得つつ、開始されました。

海洋生態系及び海洋環境のかく乱の実態把握と経時的な修復過程の解明は、学術的にも重要な課題であり、歴史の証言として成果を世界に発信・共有していくことが求められています。

地球情報研究センターでは、本事業に対応するため機構内に設置されました「東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム」へ参画し、研究者はもとより関連地方自治体や地元の水産関連業者、一般市民に対して本事業で各機関の活動により得られた成果や情報を発信・提供するため、拠点事業で得られたデータを統合し、国内外において広く情報が共有できる公開型のデータベースを構築し、資源管理に繋がる基礎データの整備を行っています。