四次元変分法による海洋再解析データにおける1990年代の北太平洋東部亜熱帯モード水の経年変動
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4次元変分法による海洋データ同化実験を行い、1990年代の全球海洋再解析データセットを得た。
これを用いて北太平洋東部亜熱帯モード水(ESTMW)の形成の経年変動を調べた。
各冬に新しく作られるESTMWの体積の経年変動(図1)は、
1)高塩分水のエクマン収束、2)低層雲による短波放射に起因する夏から秋にかけての表層の水温成層、
3)冬季冷却、の経年変動で説明できることが分かった(表1)。
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図1. (a) ESTMWの体積の時系列。点線はWOAから求めた最少・最大値。
(b)各冬に新たに作られたESTMW。(a)の全体積の時系列から、冬季の最大値から前の秋の最小値を引いて求めた。
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表1.ESTMW形成量のアノマリー(+は形成量が多い)
とそれに対する寄与(1)塩分収束(+が強い)、(2)水温成層(+が弱い)、
(3)冬季総熱フラックス(+が強い冷却)。
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