観測の情報を効果的にモデルに融合させることができる四次元変分法データ同化手法を、
世界で初めて、大気海洋陸域結合モデルに適用した。これにより、季節か経年スケールの気候変動を主眼にして、
1990年代の大気海洋陸域の状態を統合的なデータとして再現した(図1)。
また、結合同化によって再現された大気海洋結合場から予測をスタートさせることにより、
エルニーニョ予測スキルが格段に向上する可能性が示された(図2)。
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図1. エルニーニョ監視海域における海面水温の再現性(赤および青線:再現場、黒:観測)。
シミュレーション結果(上図)より、結合同化結果(下図)の方が、1990年代の場の再現性が格段に向上している。
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図2. エルニーニョ監視海域における海面水温の予測能力
(赤;結合同化による初期化、青:IAUによる初期化、黒:持続予報)。
結合同化によって初期値を作成することにより、その他の方法よりも、予測能力が格段に向上する。
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