地球シミュレータES(第一世代)システム概要


システムの概要(ES)

結合ネットワーク (IN)

RCUは直接クロスバースイッチに接続され、APとは独立にノード間のデータ通信を同時に双方向12.3GB/秒でデータを送受信する。全ネットワークの転送能力は、約8TB/秒である。ノード間での、連続データだけでなく3次元配列断面やリストベクトル参照タイプのデータ転送を行うハードウエア命令が用意されている。

データバス部用IN筐体には2個の640×640クロスバースイッチが実装されている。 PNから渡されたデータは128個に分割され128本のケーブルを使って並列に相手のノードまで転送され元に形に戻される。このデータ転送を制御するために別に2本のケーブルが使われている。INで使われているケーブルの総本数は640×130 = 83200 本であり総延長は約2400Kmである。


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