平成16年度地球シミュレータ研究プロジェクト利用報告会

利用責任者名 : 阪口 秀 (海洋研究開発機構 地球内部変動研究センター)

プロジェクトテーマ : DEMによる内部構造を持つ複雑多相系の粒子モデル

PDF 発表資料 ( 2.13MB)

発表要旨

1.プロジェクトの目的

  2003年度の本プロジェクトを継続し、気相、液相、固相が混在していたり相転移を起こしながら内部構造を作るような複雑な系に対して、粒子系に基づく離散モデル(DEM-Discrete Element Method)と粒子系-連続体系カップリングモデルを構築し、大規模シミュレーションのための計算手法と技術を確立する。そして、幾つかの重要な応用問題に適用し、複雑多相系の現象の解明と解析、予測に役立てる。具体的には、1)粒子-流体の混相系問題として血球成分の変形性も考慮した血流と高炉内粒子運動と、2)固体-粒状体-流体の混相系問題として、地盤、岩盤、地殻及びプレート運動と、3)気液相転移問題として沸騰・爆発現象を扱う。

2.今年度当初の計画

3.今年度得られた成果、および達成度

<成果>

<達成度>

  血流問題は、2次元モデルで、2000×100赤血球の問題が達成され、マクロな特性も得られたことで、当初の予定をクリアした。高炉問題についても順調に進んでいる。地盤、岩盤問題は新たなモデル開発が終了し、プロダクションランに期待がかかる。