平成20年度 地球シミュレータ利用報告会

巨大津波による広域沿岸被害シミュレーション

発表資料 (5.2MB)

1. プロジェクト名

巨大津波による広域沿岸被害シミュレーション

Simulation of damage of wide coastal area due to the huge Tsunami

2. プロジェクト責任者名

高橋 重雄

Shigeo Takahashi

3. プロジェクトの目的

2004年のスマトラ沖地震津波による陸上構造物の破壊過程を数値シミュレーションで再現し,その破壊力の解明を行い,将来,来襲するであろう日本近郊の巨大津波による沿岸被害をシミュレーションにより予測する.

4. 今年度当初の計画

日本近郊における地震津波による沿岸域被害の予測手法および対策を確立することであり,また,その結果を可視化することで,一般市民への啓蒙を試みたい.そのために,1500 名を失った2004 年スマトラ沖地震津波による列車転覆の再現計算を行い,本計算の妥当性を検証するとともに,東海・東南海・南海地震津波による沿岸被害予測手法について検討を行うものである.計算資源の観点から,詳細な破壊過程の再現は重要な施設にとどめ,その他は実験ならびに数値計算の結果から破壊評価基準を定めることで,沿岸全体の被害を予測する.

5. 今年度得られた成果、および達成度

成果

  • ・津波衝突力によるコンクリート版における大規模破壊実験を複数ケース行い,その破壊過程の違いについて検討した
  •  
  • ・その破壊過程の違いを数値シミュレーションで再現するために,実験で得られた圧力を用いて,コンクリート版の詳細な破壊計算を行った.

達成度

達成度は,50%です.家の正確な破壊に関して到達するには,強度,境界条件を含めて難しい.