第18回 ESCセミナー

適合細分化格子(AMR)による自己重力系の磁気流体力学(MHD)シミュレーション

日時
2006年8月24日(木) 15:00-17:00
場所
横浜研究所 シミュレータ研究棟1F 会議室
講演者
松本 倫明 (法政大学 人間環境学部)
使用言語
日本語

要旨

適合細分化格子(adaptive mesh refinement; AMR)は、計算格子を局所的に細かくすることによって、高分解能を得る方法である。従来、AMR は衝撃波を精度良く分解する技法として用いられてきたが、近年では、大きなスケールと小さなスケールを横断するシミュレーションの技法として注目されている。

宇宙物理学の分野では、AMR を用いたシミュレーションによる成果はめざましい。とくに自己重力系では、大きなスケールから何桁も小さな天体が形成するために、形成される天体を分解する技法として AMR は必須になりつつある。

本セミナーでは、AMR を用いたシミュレーションを、宇宙物理学の分野を中心に概観する。AMR とてその効用は万能ではなく、AMR を用いることによる問題点もあり、その点も指摘する。また、我々のグループが開発した AMR による成果も紹介する。さらに、AMR における双曲型偏微分方程式・楕円型偏微分方程式の解法についても解説する。

問い合わせ先

地球シミュレータセンター
草野 完也
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