パソコン用のグラフィクス・カードに搭載される GPU (Graphics Processing Unit) が 1 TFlops の演算性能と 150 GB/sec のデータ転送性能を持つことに着目し、ベクトル型スパコンの得意分野とされてきた HPC のアプリケーションに GPU を適用する試み(GPGPU: General-Purpose GPU)が進んでいる。東京工業大学では昨秋に TSUBAME のノードに680枚の GPU を装着し性能向上を図っている。GPU で計算することにより、圧縮性流体計算/非圧縮性流体計算を x86 CPU よりも数10倍以上高速に計算できることを、デモを交えながら示す。また、GPU を使って計算するときに一番気になる CUDA プログラミングについても、CPU のコードと比較しながら説明する。