MSSG-CRESTセミナー

市民と研究者が協同する東シナ海における海岸漂着ゴミ予報実験
気象・海象データに基づくルーティングシミュレーション

日時
2009年2月26日 (木) 15:00-17:00
場所
横浜研究所 情報技術棟5F 大会議室
講演者
磯辺 篤彦(愛媛大学/沿岸環境科学研究センター 教授)
高嶋 恭子(東京海洋大学 博士課程)
使用言語
日本語

プログラム

15:00-16:00
市民と研究者が協同する東シナ海における海岸漂着ゴミ予報実験
磯辺 篤彦 (愛媛大学/沿岸環境科学研究センター 教授)
16:00-17:00
気象・海象データに基づくルーティングシミュレーション
高嶋 恭子 (東京海洋大学 博士課程)

講演要旨

市民と研究者が協同する東シナ海における海岸漂着ゴミ予報実験
  • 磯辺 篤彦 (愛媛大学/沿岸環境科学研究センター 教授)

五島列島福江島の八朔鼻海岸を定点とし、ここでの海岸ゴミ漂着数調査を、市民団体や地域住民と協同して2ヶ月に一度程度実施する。続いて海洋循環モデルや粒子追跡モデルを利用して、海岸調査結果をもとに、ゴミ発生源と発生量を求める逆問題を解く。続いて、発生源からゴミを流し、予報風(一か月予報アンサンブルモデル)データを用いた漂着予報を行う。HFレーダーによって位置特定した、ゴミの集積場所である潮目周辺の空撮や、定点に設置したウェブカメラの連続撮影記録を見てモデル精度の検証を行う。

参考 : 漂着ゴミプロジェクトのサイト http://www.umigomi.com/ (五島の漂着ゴミ予報配信中)

気象・海象データに基づくルーティングシミュレーション
  • 高嶋 恭子 (東京海洋大学 博士課程)

船舶の運航コストにおいて燃料費の占める割合は非常に大きく、航海中の燃料をいかに節約するかは極めて重要な問題である。また、近年、環境問題が注目され、燃料の節約は大気汚染の防止という点でも重要な問題である。

ウェザールーティングとは、航海中の気象・海象状態をできるかぎり正確に予測し、当該船舶の耐航性能に考慮して、ある評価基準に対する最適航路を選定する方法である。近年の気象・海象数値シミュレーションの高精度化によって、ウェザールーティングがより安全で経済的な運航を実現できると期待されている。本研究では、ウェザールーティングについて最近の研究について紹介する。

問い合わせ先

地球シミュレータセンター
複雑性シミュレーション研究グループ
高橋 桂子
TEL : 045-778-5834
FAX : 045-778-5493
e-mail : takahasi