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IPRC開所式会場風景
平成9年10月20日(月)ハワイ大学マノア校において、同大学学長の主催で、国際太平洋研究センター(International Pacific Research Center)の開所式が行われ、日米関係者及び研究者が多数出席しました。
この国際太平洋研究センターは、平成9年3月橋本首相とゴア米副大統領両氏の間で、「地球的展望に立った協力のための共通課題(コモン・アジェンダ)」において、地球環境変動研究・予測を協力する事が合意され、特にアジア・太平洋地域における自然現象、気象変化の予測性、及び地球環境変化の地域的影響に関する理解を進めるため日米共同で設立されたものです。
式ではまず、IPRCの暫定所長であるラリー・ハワイ大学海洋科学技術学部長が開会の挨拶を行った後、モーティマー・ハワイ大学長が歓迎の挨拶をされました。引き続き、センター設立地を代表してヒロノ・ハワイ州準州知事、米国よりギボンズ大統領科学技術担当特別補佐官、また日本からは、加藤科学技術庁政務次官、平野海洋科学技術センター理事長が挨拶されました。
式後、モーティマー学長、ラリー学部長等の案内で参加者一行はIPRCの入るPOSTビルの中を視察しました。
既に地球フロンティア研究システムから5名の研究員が着任しており、日米研究者による北太平洋域の気候システムの共同研究が進められています。
現在のIARC建設状況(平成10年1月)
国際北極圏研究センター(International Arctic Research Center:IARC、赤祖父暫定所長)は、日米コモンアジェンダの下で地球変動研究予測を行う日米協力の一環として設立されるもので、北極圏に位置するアラスカ大学フェアバンクス校(University of Alaska Fairbanks)内に設置されます。
地球環境の変化に関する研究において北極圏の研究は今後ますますその重要性を増すと考えられることから、北極圏が全球的気象・気候・環境に対して影響を及ぼす過程や、その効果の大きさを予測するための観測活動などについて国際協力を通じてこれを効率的・効果的に推進するために設置・運営されるものです。
地球フロンティア研究システムはこのIARCにおいて地球変動予測にむけて北極域の気候システム等について研究を行う予定です。
IARCの建設工事は順調に進んでおり、平成9年夏にはほぼ骨格ができあがり、同年12月には内装工事に進んでいます。平成10年12月には竣工、平成11年4月に正式開所の予定となっています。
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