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国際海洋物理学会議(IAPSO )と国際海洋生物学会議(IABO )
は2 年に一度交互に開かれる海洋学の国際会議であるが、今年
は初めて両会議が同時に開催された。場所はアルゼンチンのマ
ー・デル・プラタ、期間は10 月21 日から26 日までであった。
我々の領域からは、ラオ研究員と羅研究員の2 名が参加した。
彼らはそれぞれ「インド洋ダイポールモード現象(IOD )に伴う
ベンガル湾での海面温度(SST )変動」及び「長周期のエルニーニ
ョ/南方振動とそれに伴う南太平洋の水温変動」について講演
をしたが、これらはインド洋・太平洋の気候変動研究で極めて
話題性の高いテーマである。そのため同海域の気候変動研究で
活躍している多くの研究者達の関心を集めた。
インド洋ダイポールモードは最近発見された大気と海洋の結合現象として広く
この会議で受け入れられた。インド洋ダイポールモード現象及
びそれと大気・海洋の様々な力学現象との関係についての講演
が6 件あったが、特にエルニーニョ/南方振動との関連につい
て討議された。また、様々な海洋環境分野に関する発表も行わ
れ、非常に興味深いものであった。
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