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気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
第21回総会・第一作業部会第9回会合出席報告 |
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第21回総会及び第一作業部会第9回会合が、2003年11月3−7日に、オーストリアのウイーンにて開催され、126カ国、13国際機関・非政府機関(NGO)等、計485名が参加しました。日本からは、省庁では、環境省、経済産業省、気象庁、林野庁、文部科学省、また、大学・研究機関からは、東京大学気候システム研究センター、国立環境研究所等から参加がありました。現在、IPCC第4次報告書(AR4)への貢献に向け、研究活動を進めている地球フロンティア研究システムからも、地球温暖化予測研究領域長の時岡達志(第一次報告書の代表執筆者)、モデル統合化領域特任研究員の近藤洋輝(第3次IPCC日本政府代表)等が出席しました。
IPCC総会では、各種報告書の骨子やガイドライン、ビューロー選挙の手続き、AR4作成に向けての作業計画や予算といった点が話し合われました。総会中日には、作業部会ごとに会合を開き、主にAR4の章立てについて議論し、総会後半に、それぞれの作業部会で合意されたAR4骨子案が報告されました。骨子案は、一部の国から修正意見が出されましたが、議長及び各国より作業部会の合意を尊重すべきとの指摘があり、基本的にそのまま承認されることとなりました。また、今回の総会の主要なポイントの一つで、各作業部会からの情報を統合し、政策にとって適切な内容を、質問と回答という形式で標記している統合報告書の作成の要否について、活発な議論が行われました。最終的には、統合報告書を作る場合の内容・作成プロセス等について検討の上、次回総会で、決定することとなりました。
* 次回総会は、2004年10月〜11月に開催予定です。 |

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