水循環変動予測研究プログラム
観測データに基づき、水循環変動の諸物理過程の解明研究を行い、プロセスモデルを開発します。これを基に流域・地域スケールから全球スケールまでの水循環モデルを開発します。具体的には、
a. 過去数10年にわたる海洋・地面・植生からの蒸発散、降水、積雪、融雪、河川流出等の観測データにより、全球スケールでの水循環変動と、それらに関わる陸域の水循環過程、広域雲・放射過程、大気境界層過程等の物理過程の研究を行います。また、モデルを用いて、地域から全球の空間スケール、季節変化から経年変動の時間スケールでの水循環を研究します。
b. 大気モデル中の水循環過程を研究するため、雲粒、雨滴、雪片の形成とその放射への効果等を取り込み、10km〜数10kmの空間スケールを持つ対流雲モデルを開発します。
c. 凍土、半乾燥地域のような特徴的な気候を持つ地域固有の水循環の素過程についての知見を蓄積し、これを基に陸面水循環モデルを開発します。
|