| 当研究プログラムのメンバーの多くが参加してきたGAME(アジアモンスーンエネルギー・水循環研究観測計画)は公式には2005年3月
で終了した。GAMEを発展的に継承し、アジアでのGEWEX(全球エネルギー・水循環研究計画)に関連する研究を推進するための新しいわ
くぐみの準備が進められている。まだ名称も詳しい内容も検討中であるが、その一段階として8月28日に京都で開かれた国際ワークショップ
で議論された構想はおよそ次のようなものである。
主目標は、アジアモンスーンのよりよい理解を通じて、季節までの時間スケールの水文気象予測の能力を構築することである。また、土
地利用変化・エーロゾルや温室効果気体の放出などの人間活動が水循環に及ぼす影響の解明も重要課題のひとつである。対象地域はモン
スーンアジア全体であるが、熱帯アジア(GAME-Tropicsで扱ってきたインドシナ半島のほか、インドネシア海洋大陸やインド亜大陸も含む)、
チベット・ヒマラヤ、東アジア、北東アジア(モンゴルなど)の4つに分けて考えることもできる。なお、シベリアの水循環研究は、国際的には
おもにCliC(気候と寒冷圏研究計画)の一環として推進される。
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