地球環境フロンティア研究センターと地球環境観測研究センターは、平成18年8月4日、東京・青山の国際連合大学、 ウ・タント国際会議場に於いて、シリーズ第3回目となる上記講演会を開催しました。平成16年より開始したこのシリ ーズでは、気候変動が我々の生活環境へ及ぼす影響や世界の動向などについて、最新の情報をご紹介しています。 今回は、日本の気候や日本人の生活に大きな影響を及ぼす「水」に焦点を当て、両研究センターの水循環に関する 研究についてわかりやすくお伝えしました。
安成哲三PDと室山哲也NHK解説委員
昨年に引き続きNHK解説委員の室山哲也氏を総合司会としてお迎えし、会場の皆様と講演者をつなぐパイプ役として 講演会を進行していただきました。また、共催である国際連合大学の安井至副学長からは「水が決める未来の環境リスク」との題目で講演を頂きました。
会場は、350名近くの参加者の方々で満席となりました。暑い中たくさんの方々にお越しいただきありがとうございました。
※ 講演会についての詳細は、ホームページでご覧頂けます。
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http://www.jamstec.go.jp/frcgc/sympo/2006/houkoku.html
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平成18年8月28日、財団法人国際科学技術財団主催の「第167回やさしい科学技術セミナー」が海洋研究開発機構 (JAMSTEC)横浜研究所の三好記念講堂にて開催されました。生態系変動予測研究プログラムの伊藤昭彦サブリー ダー(SL)が「地球温暖化と陸上生態系〜生態学のモデルシミュレーションから〜」というタイトルで講演を行い、 137名の一般からの参加がありました。
伊藤昭彦SL
「やさしい科学技術セミナー」は、学生から一般の方々を対象とし、社会や生 活に関わりのある様々な分野の先端技術などについて、その分野の専門家を講師として分かり易く解説するものです。 財団では35歳未満の若手科学者を対象に、独創的で発展性がある研究に対して研究助成を行っております。伊藤SLは平 成17年度に「地球温暖化と陸域生態系の相互作用を評価するための炭素循環モデルの開発と応用」の研究に対しこの研 究助成を受けたことから、今回のセミナーが開催されることとなりました。
ほぼ満員の会場の様子
伊藤SLはまず始めに、陸上の生態系や地球環境変化が生態系に与える影響について説明しました。続いて伊藤SLの専門で ある、将来の生態系変化を予測する生態系モデルを用いたシミュレーション研究について、その方法や研究結果を詳しく紹介 しました。そして最後に、私たちの身近な生態系の役割、生態系の将来の変化の様子、そしてその変化がどの様な意味を持つ ものなのか、ということについて考えることが大切であるという伊藤SLからのメッセージで講演は締めくくられました。
参 加者の方々からはたくさんの質問があり、地球温暖化問題への意識の強さがうかがえました。講演の後には、抽選で、伊藤 SLの研究でも使用された地球シミュレータと地球情報館の見学が行われました。参加者の皆様には、FRCGCやJAMSTECの研 究活動の重要性や有用性を十分理解して頂けたセミナーであったと期待します。
※ 伊藤SLの講演内容を含む「やさしい科学技術セミナー」の情報は、財団法人国際科学 技術財団のホームページでご覧頂けます。(
http://www.japanprize.jp/index.htm
)
Frontier Newsletter/No.30
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