地球が誕生して約46億年たっている。その間に大陸や大気や海洋が形成された。
大気と海洋の大循環は、大陸移動、大気中温室効果ガスの増減、太陽放射の変動に伴って変動してきた。
この大循環の変動は、主に熱の南北輸送の変動を通して、地球規模の大きな気候自然変動を引き起こしてきた。
長い地球変動の歴史の中で、約300万年前に人類の祖先が地球上に生を受けた。
人口は、今からほんの200年程前の1800年頃から加速度的に増加をしはじめた。
その背景の一部には、産業革命と焼き畑農業によるエネルギーと食糧の取得があったが、
同時に人類は温室効果ガスである二酸化炭素を大気中に大量に放出してきた。
さて、このように地球が自然とともに人為的な履歴の経過をたどった後、現在どのような気候状態にあり、
今後それがどのように変動するのでしょうか?
この問題に答えるために,古気候のタイムスケールで地球温暖化をふくむ地球変動の実態と機構の解明の
ための研究を全球大気-海洋結合モデルを用いた数値実験を通して行っています。
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