気候変動に関する
日本−EUシンポジウム'99



 平成11年3月5日、東京国際フォーラム(有楽町)において、「気候変動に関する日本−EUシンポジウム’99」が地球フロンティア研究システムの主催で開催され約130名の参加者がありました。
 本シンポジウムは、平成10年9月の第3回日・EU科学技術フォーラム(注)で話し合われた地球変動予測研究に関する日-EU間の協力の第一歩として、協力へ向けての意見交換と、日-EUにおける研究活動の一般への普及を目的として行われたものです。
 最初に日本側代表として、宇宙開発事業団の内田理事長、続いてEU代表として、Anver Ghazi EC環境防災部長より開会の挨拶が行なわれました。

宇宙開発事業団
内田理事長

 セッション1は「地球気候変動に関する日本とEUの政策と研究体制」というテーマで、科学技術庁 池田研究開発局長より「地球変動に関する日本の政策と研究」、Ghazi部長より「気候変動研究計画:ヨーロッパ」と題する講演が行なわれ、また、松野システム長から「地球フロンティア研究システムの研究活動」、地球シミュレータ開発センターの谷主任より「地球シミュレータ計画概要」の紹介、EU側よりドイツ、デンマークの気候研究の紹介がなされました。

科学技術庁
池田研究開発局長

 セッション2では「気候変動に関する日本とEUの研究活動」というテーマで、地球フロンティア研究システム 山形領域長による「モンスーン海洋学の夜明け」と題した講演から始まり、その後、日-EUの研究者より気候変動に関する専門領域の興味深い発表が続きました。

 セッション3では、「気候変動に関する日本-EUワークショップ'99のRecommendations」について会場の参加者も加わったディスカッションが行われ、今後の日-EUにおける研究資源の共有、研究者間の積極的な交流、研究データ解析、データ同化に関する協力体制の強化が提言されました。(ディスカッション風景

海洋科学技術センター
千々谷理事

 最後に、閉会の辞として海洋科学技術センター 千々谷理事より、今後の日-EUの地球変動分野における研究協力に対して期待する旨の挨拶があり、シンポジウムは盛況のうちに終了しました。





(注) 第5回日-EU閣僚会議における合意を受け、日-EU間の活動を検討し、政策の調整を行う目的で欧州委員会と日本政府が共同で設立。



参加スタッフ記念撮影