計算科学技術推進体制構築では、「京」をより速く、効率的に利用するための基盤構築に取り組んでいます。例えば、これまで地球シミュレータなどで利用してきたアプリケーションを「京」で動作させるには、「京」の特性に合わせた最適化が必要になります。
「京」を運用する計算科学研究機構の技術者と情報共有を行い、アプリケーションの最適化をサポートすることによって、事業の推進を図っています。
   上記のような技術的サポートの他、今後の計算科学分野発展のため、若手研究者の育成に取り組むと共に、次世代を担う研究者の育成のあり方についても検討を行っています。
さらに、本プロジェクトで得られた研究成果を広く、分かりやすく伝えるため、シンポジウムなど様々な機会を通じて成果の発信を行っています。


図1.スーパーコンピュータ「京」(左)、スーパーコンピュータ地球シミュレータ(右)