海洋研究開発機構 地球ダイナミクス領域公開シンポジウム 「地球大変動 ー世代を超えて伝えたいことー」

開催概要
13:00〜13:20
鳥海 光弘(地球内部ダイナミクス領域 領域長)

今、1000年規模の地球変動を海から解き明かす

鳥海 光弘(地球内部ダイナミクス領域 領域長)

2011年3月、日本列島がそして世界が震撼した。大地の激烈な変動がこれほどの規模であることを世界は初めて知ったかのように。地球が過去1億年の間、大規模に変動してきたことはもはや周知である。その大規模変動とこの超巨大地震とを探る。

13:20〜14:10
小平 秀一(地球内部ダイナミクス領域 海洋プレート活動研究プログラム)

東北地方太平洋沖地震:海底観測から見えてきたその実態

小平 秀一(地球内部ダイナミクス領域 海洋プレート活動研究プログラム)

私たちは3月11日の地震発生直後から震源域での深海調査を進めており、その結果、宮城沖の深海底では陸側プレートが南東〜東南東方向に約50m移動する大変動があったことを明らかにしてきた。本講演では、最新の調査結果も交え、徐々に明らかにされつつある東北地方太平洋沖地震の実態を報告したい。

14:10〜14:20 休憩
14:20〜15:10
木下 正高(地球内部ダイナミクス領域 固体地球動的過程研究プログラム)

東海・東南海・南海:巨大地震発生の理解に向けて

木下 正高(地球内部ダイナミクス領域 固体地球動的過程研究プログラム)

30年以内に60〜70%という高確率で発生が予測される東南海地震。震源の位置は把握されているが、その起こり方を知るためには、地震断層の物質や状態を掘削により手に取って調べる必要がある。東北地震のような変動が西南日本でも起こるのか、これまでに分かったことから考える。

15:10〜16:00
巽 好幸(地球内部ダイナミクス領域 地球内部物質循環研究プログラム)

なぜ日本列島は、これほどまでに変動するのか?

巽 好幸(地球内部ダイナミクス領域 地球内部物質循環研究プログラム)

地球表面の1%にも満たない日本列島に、地球上の地震と火山の1割以上が密集する。こんなにも変動するのは、地球中心が6000℃もの高温であり、地球が水惑星であるからだ。つまり日本列島の変動は、地球が地球であるが故の現象だ。私たちは変動と共に生きて行く宿命にある。

16:00〜16:20 休憩・ポスター発表
16:20〜17:20

パネルディスカッション
進行役:上柳 昌彦、パネラー:全講演者

17:20〜17:30

閉会挨拶

総合司会
上柳 昌彦(ニッポン放送アナウンサー)

上柳 昌彦

(ニッポン放送アナウンサー)