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  独立行政法人海洋研究開発機構 地球環境観測研究センター  
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水循環観測研究プログラム
 
 
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気候に大きな影響をおよぼす「水」、その変動を明らかにします

研究プログラムの目的
雲が発生し、雨や雪が降り、植物や地面、海面からの蒸発散で再び水は大気に戻る、この「水循環」と呼ばれる水の動きは地球の気候の本質とも言え、水資源・災害・農業などの面から人間活動にも大きな影響を及ぼします。
水循環観測研究プログラムでは、ユーラシア大陸とアジアモンスーン地域という、日本周辺であり、さらには地球規模での気候変動に影響を及ぼし得る地域で、陸上での降水、蒸発散、雪や永久凍土の実態と、雲が発生する対流の構造を捉える観測網の展開や、水の動きや起源の推定に使える安定同位体の測定などを通じて、水の変動を捉え、当該地域の水・エネルギー循環の解明を目指します。
 
水循環観測研究プログラムは、主に以下の地域で研究を行っています。
 
アジアモンスーン地域

地球の熱源域であり、日本の気候に直接的影響を与えるだけでなく、地球温暖化による異常降水等の被害が考えられています。

MAHASRIプロジェクト

HARIMAUプロジェクト

シベル島でのゾンデ観測風景
シベル島でのゾンデ観測風景
ミナンカバウでのレーダー観測
ミナンカバウでのレーダー観測
 
ユーラシア大陸寒冷圏

この地域は温暖化の影響が大きく懸念されており、雪氷・植生・水文変動を通じて広域に影響を及ぼしうる場所でもあります。

ヤクーツク・カラマツ林でのタワー観測
ヤクーツク・カラマツ林でのタワー観測
ティクシ・ツンドラ地域での自動気象観測
ティクシ・ツンドラ地域での自動気象観測
 
トピックス
北ユーラシア寒冷圏の凍土変動のモニタリング網の展開を目的として、2006年9月にツンドラ地域(ロシア・ティクシ観測点)にて60mの掘削を行い、地下30ヶ所での地温鉛直観測を開始した。

文部科学省が実施する地球観測システム構築推進プラン(JEPP)において「海大陸レーダーネットワークの構築(HARIMAU)」を受託し、2006年秋から気象レーダーの設置・連続観測と、レーウィンゾンデの集中観測を実施。また、国家基幹技術データ統合・解析システムにおいても、当該地域での水循環に関係するデータの整備と利用方法の開発を進めている。
観測対象 草原・北方林(タイガ)・ツンドラでの水・エネルギー交換過程、降水量・凍土・積雪分布・安定同位体(主に北ユーラシア寒冷圏において)地表面から上部対流圏までの風向・風速・湿度・気温・降水量・水蒸気量・安定同位体(主に東南アジアにおいて)
主な観測機器 AWS自動気象観測装置(気温、湿度、風向風速、日射量、降水量)
ACOS自動気候観測装置(上記に加え、長波放射量、地温、土壌水分量、積雪深、乱流要素)
気象・大気レーダー(地上から上部対流圏の反射強度、ドップラー速度)
レーウィンゾンデ(地上から上部対流圏の気圧、気温、湿度、風向、風速)
安定同位体質量分析計(水の安定同位体組成)
GPS観測装置(水蒸気量)
観測対象地域 北ユーラシア寒冷圏(シベリア・モンゴル・チベット)、アラスカ、東南アジア(インドネシア・タイ・ベトナム・ミャンマー)、海洋(海洋 地球研究船みらい)
関連する学問 気象学、熱帯気象学、気候学、水文学、雪氷学、生態学、地球化学
     

 


 
Institute of Observational Research for Global Change