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  プレスリリース
 
 
 
平成16年10月1日
海洋研究開発機構
水循環観測研究プログラムディレクターに大畑哲夫が就任

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)地球環境観測研究センターの水循環観測研究プログラムディレクターに平成16年10月1日付けで、大畑哲夫(おおはたてつお)博士が就任した。

東京大学理学部地球物理学科を卒業後、名古屋大学大学院理学研究科を経て、国立極地研究所技官、名古屋大学水圏科学研究所助手、滋賀県立大学環境科学部助教授などを歴任後、本年9月末日まで、北海道大学低温科学研究所教授として活躍してきた。名古屋大学にて理学博士の学位を取得しており、雪氷学、気象・気候学が専門。陸面過程および局地的、広域規模での気候・環境形成に積雪、凍土などの雪氷が与える影響、また寒冷地域における水循環の特徴について、研究活動を行っている。大畑博士は、雪氷圏と大気の相互作用についての研究に於いて日本を代表する研究者であり、WCRP(世界気候研究計画)(注1)の中核プロジェクトであるCliC(Climate and Cryosphere)計画のSSG(Science Steering Group:科学推進委員会)メンバーとして活躍している。

大畑博士を専任のプログラムディレクターとして迎え、本プログラムのみならず、地球環境観測研究センター全体として、研究体制が強化され、研究活動の更なる充実が期待される。

注1 WCRP(World Climate Research Program;世界気候研究計画)は、WCP(World Climate Program;世界気候プログラム)の一環として、国連機関であるWMO(World Meteorological Organization;世界気象機構)およびUNESCOのIOC(国際海洋委員会)、とICSU(国際科学連合委員会)が合同で推進している研究プログラムである。

背景

地球環境観測研究センターは、独立行政法人改革の一環として、海洋研究開発機構の組織再編成のもと、2004年7月に「地球観測フロンティア研究システム」と「海洋観測研究部」が統合し、観測を手段として、信頼に足る地球環境変動予測を目指し、設立された。

水循環観測研究プログラムのポストは、1999年8月の「地球観測フロンティア研究システム」発足以来、名古屋大学地球水循環研究センター教授の安成哲三博士が、兼任で務めてきた。2004年3月に安成博士が同ポストを退職してからは、大畑博士がプログラムディレクター心得として兼任し、その研究活動を推進してきた。水循環観測研究プログラムは、広域水循環、寒冷圏水循環、及び雲・降水過程の3つの研究グループを持ち、アジアモンスーン地域やユーラシア大陸寒冷圏における水循環現象の解明を目指し、研究活動を行っている。


大畑哲夫(おおはたてつお)プログラムディレクター紹介



問い合わせ先

地球環境観測研究センター 担当:山本
Tel:045-778-5745 Fax:045-778-5704
URL: http://www.jamstec.go.jp/iorgc/
総務部普及・広報課 担当:山西、五町
Tel:046-867-9066 Fax:046-867-9055
URL: http://www.jamstec.go.jp/