海から知る地球温暖化
    〜IPCC温暖化予測と海洋研究〜

開催報告


独立行政法人海洋研究開発機構「地球環境シリーズ」講演会
「海から知る地球温暖化-IPCC温暖化予測と海洋研究」 開催報告

地球環境観測研究センターと地球環境フロンティア研究センターは、平成19年8月1日(水)国際連合大学 ウ・タント国際会議場で、海洋研究開発機構「地球環境シリーズ」講演会を開催しました。毎年好評を頂いておりますこの講演会は、第4回目となりました。今年は「海から知る地球温暖化-IPCC温暖化予測と海洋研究」と題しまして、2月に報告されたばかりの気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次評価報告書(AR4)の温暖化予測部分について、みなさまに地球温暖化の現状と予測、海洋研究の役割を正しく理解して頂ける様わかりやすく解説しました。また、両センターの各分野の研究員が、実際の観測によりとらえた主に海洋における変化を、報告書の結果と照らし合わせながら紹介しました。


ホール


共催である国際連合大学の安井至副学長からは、「温暖化ガス排出削減のために何ができるか」というタイトルで社会科学の側面から講演いただき、社会、個人、政府等の取り組みが、温暖化の進行や温暖化ガスの排出削減にどのような変化をもたらすことが可能か紹介されました。また、一昨年、昨年に引き続き、NHK解説主幹の室山哲也氏に講演会を進行していただきました。室山氏の名進行で、会場からはたくさんの質問があり、参加者のみなさまと研究者との距離がだいぶ近づいた様に伺えました。


室山NHK解説主幹


会場ロビーには、両研究センターの研究トピックスをパネルで展示しました。研究者と直接会話ができる機会ということもあり、様々な質問が飛び交い、みなさん研究者の説明に熱心に耳を傾けていました。(パネルはこちら


パネル展示


今年の講演会は、社会的に感心が高まってきている「地球温暖化」、「海洋」、「IPCC」というキーワードがテーマとなっていたためか、330人と、たくさんの方にご参加いただきました。この講演会が、みなさまに両センターの研究活動を知って頂くことに、また、今後の地球環境の様々な問題についてお考え頂く際に、少しでもお役に立つことができましたら幸いです。