独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)地球環境観測研究センターの海大陸観測研究計画プロジェクトディレクターに平成18年4月1日付けで、吉崎正憲(よしざきまさのり)博士が就任した。
東京大学大学院理学系研究科在籍中、東京大学海洋研究所助手として採用され、その後気象庁気象研究所主任研究官を歴任後、本年3月末日まで、同庁気象研究所予報研究部室長として活躍してきた。東京大学にて理学博士の学位を取得しており、大気物理学が専門。特に降水システム(メソ対流系)についての研究活動を行っている。吉崎博士はこれまで予報は難しいとされていた降水システムの研究に於いて、科学技術振興機構・戦略的創造研究推進事業「メソ対流系の構造と発生・発達のメカニズムの解明」で研究代表を務め、メソ対流に対する理解を観測とモデリングにより大いに進展させた。
吉崎博士を専任のプロジェクトディレクターとして迎え、本プロジェクトのみならず、地球環境観測研究センター全体として、研究体制が強化され、研究活動のさらなる充実が期待される。
背景
吉崎博士がプロジェクトディレクターを務める海大陸観測研究計画では、インド洋からインドネシア多島海を経て西太平洋に至る海域とその周辺で、降水雲やそれを取り巻く大気・海洋の状態を、陸上、船舶、航空機などから多元的に観測し、降水システムのメカニズムや降水システムとエルニーニョなど地球規模の気候変動との関係を明らかにするために、研究計画の策定を行っている。
吉崎正憲 プロジェクトディレクター紹介
問い合わせ先:
海洋研究開発機構
地球環境観測研究センター
研究推進室 担当:吉田
Tel: 046-867-9403 Fax: 046-867-9372
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